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イチローの苦悩がわかる。アトリーが語る「代打で試合に出る難しさ」

7/17(月) 17:20配信

webスポルティーバ

「やっぱり、体力がなくなっていますね。(休日の)昨日もここ(敵地の球場)に来て(自主トレーニングを)やるし、できることはやっているんですけど……それでも足りないですよね。ゲームの体力と違うもんね。(体が)ふわふわしている感じ。でも、これ以上できないから。走ったりするぐらいしかないもんね。そんなこと(状況打破の方法は)わからないですよ。(そんな状況で安打が)1本出て、全然気持ちは違うし、1本出すのは難しい」

■オールスター史上初。10年前の「イチロー伝説」を覚えているか?

 少し前の話になるが、5月23日、15試合ぶりに先発出場したイチローは、オークランド・アスレチックス戦のあと、そのように複雑な胸中を明かしていた。

 それからも厳しい状況が続く。7月13日現在、マイアミ・マーリンズは87試合を戦ったが、イチローの名前がスタメンに記されたのはわずか12試合。精密機械のエンジンがかからないまま、打率.220と低迷している。

 マーセル・オズナ、クリスチャン・イエリッチ、ジャンカルロ・スタントンが並ぶマーリンズのレギュラー外野陣はメジャー屈指。彼らにケガや余程の成績不振がない限り、イチローが先発で出場することは厳しいと言わざるを得ないのが現状だ。

 そんなイチローの気持ちを理解するベテラン選手がいる。フィラデルフィア・フィリーズで6回のオールスター出場を誇るチェイス・アトリーだ。今年38歳を迎えるアトリーは今シーズン、ロサンゼルス・ドジャースの控え内野手としてプレーしている。

「私にとって、すごく難しいなと感じていることは、打席に立ったときのタイミングの取り方なんです。コンスタントに打席に立っていないと、バッターボックスでのタイミングの取り方が難しくなってきます。体力に関しても、イチローが言っていることはよく理解できます。スプリングキャンプが始まった頃の感覚によく似ていますね。特に、彼の年齢(43歳)で2週間ぐらい守備に就いていないことは、どれだけ体力的に厳しいことか、よくわかります」

 アトリーは開幕からベンチスタートだったが、約1カ月後、チームメイトの故障によってスタメン出場が多くなった。開幕当初からそれまでは自分でも驚くような結果だったとアトリーは言う。

「シーズンが始まって最初の1カ月は、毎日打席が回ってこないなか、タイミングを取るのが予想していた以上に大変でした。代打の役割を果たす選手の難しさは、自分が経験するまでまったくわかりませんでした。私にとっては、まだ試行錯誤しながら習得している段階なのです」

 代打として起用されながら結果を残せず、打率も1割台に低迷しているとき、アトリーはちょっとしたきっかけで打撃感覚を磨く方法を見つけることができたという。

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