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コントローラー不要の「お手軽ドローン」がすごい。簡単な操作でプロ級の映像が撮れる

7/17(月) 8:50配信

週刊SPA!

 ここ数年で、産業用や農業用などさまざまな分野でドローンを活用する動きが加速している。そんななか、コンシューマー向けの機体の進化も目覚ましい。トレンドは操縦の難しさからユーザーを解放する方向で、お手軽モデルがリリースされているのだ。

⇒【写真】AirSelfie

◆簡単な操作でプロ級の映像が撮れる

 誰もが安全に飛ばせて、自分の姿を“上空から”という新たな視点で残せる自撮り機能が充実しているのが共通点。中でも注目なのが、世界シェアナンバーワンを誇るDJIが今季リリースした「DJI Spark」。コントローラーを一切使用せずに離陸させ、写真を撮り、着陸させることが可能なのだ。

 飛ばし方はいたって簡単。手のひらに乗せて電源を入れる。数秒間だけ機種を見つめれば、プロペラが回り始めて飛び立つ。あとは機種に手のひらを向け、飛ばしたい場所に手を動かせばいい。自在にドローンを操るさまは、まるでマジシャンのよう。両手の人さし指と親指で写真フレームを作るようにジェスチャーすればシャッターが切れ、自撮りが完了する。機体の下に手を潜らせれば、手のひらに着陸してくれるのだ。

 もちろんスマートフォンや対応するコントローラー(別売)での操縦も可能。被写体を捉えながら上昇して動画を撮影したり、被写体の周囲を円を描きながら旋回するように飛ばすことも簡単。ドローンのプロが撮影するような、魅力的なシーンが、誰でも簡単に撮れるようになったのだ。

 「DJI Spark」の唯一の欠点は、機体重量が300gという点。国内では200gを超えるドローンについては規制が多く、飛ばせる自由度が低いのだ。だが、200g以下のモデルでも、簡単にコントロールできるモデルも存在する。

【DJI/DJI Spark】

手のジャスチャー操作だけで離陸→撮影→着陸までが可能。1200万画素の静止画や、ブレの少ないフルHD動画が残せる。最大飛行時間16分。143×143×55mm/300g。実勢価格6万5800円(税込み)

◆ポケットに入れておける自撮り特化モデル

 「AirSelfie」は、アルミ製のフラットなボディが特徴。プロペラが外に飛び出ていないため、カバンにも無造作に入れて持ち運べる。アプリの「TakeOff」キーをスライドさせたら、ポンッと放り投げれば飛び立つ。スマホを右や左へと傾ければ、同じ方向に移動する。離陸地点まで自動で戻り、手のひらでキャッチすればいいだけだ。

【AirSelfie】

アルミ製のフラットボディを採用。500万画素の静止画やHD動画が撮れる。バッテリー内蔵の専用ケースが同梱。最大飛行時間は約3分。W94.5×H7.4×D10.6mm/61g。実勢価格4万1900円(税込み)

◆被写体を追跡しながら4K動画が撮れる!

 「DOBBY」は、199gと軽量ながら、被写体を追跡しながら4K動画の撮影を可能にした。ジェスチャーや音声による離着陸操作にも対応し、顔を認識してピントを合わせて撮影してくれる。

 圧倒的な高精度と高精細な映像を残せる「DJI Spark」。精度や飛行時間は劣るが、スマホ感覚で持ち運べて、どこでも飛ばせる自由度を備える「AirSelfie」と「DOBBY」。いずれを選んでも、ドローンの操縦はもちろん、空撮の楽しさも味わえるはずだ。

【ZEROTECH/DOBBY(ドビー)】

音声やジェスチャーによる離着陸操作や、自動追跡撮影、GPSによる自律飛行が可能。4K解像度の動画撮影にも対応。最大飛行時間は9分。135×145×36.8mm/199g。参考価格3万6708円(税込み)

取材・文/河原塚英信

日刊SPA!

最終更新:7/17(月) 8:50
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