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もしも子どもがケガしたら…応急手当の基礎知識(やけど・虫刺され・傷)

7/18(火) 22:00配信

リビング福岡・北九州

子どもたちが楽しみにしている夏休み。屋内外で活動する機会も多くなり、ケガをしてしまうことも増えてしまいます。ケガをしたときの応急手当について、紹介します。

擦り傷・切り傷応急手当のポイント

【やけど】
●応急手当
手や足などのやけどの場合は、バケツなどに水を入れて、水道水を流したまま冷やします。蛇口の水が直接やけどしたところに触ると、水ぶくれが破れるため注意。焼けた衣類などが皮ふについている場合は、はがさずに着たまま冷却します。

●ポイント
赤くなったやけどは痛みがあり、白くなったやけどは皮ふの深部に達し、痛みをあまり感じません。やけどは、痛みがないほど重症です。すぐに患部を冷やして医療機関で受診を。

【虫刺され】
●応急手当
ハチなどに刺されて毒針などが残っている場合は、取り除きます。感染症を防ぐため、刺されたところを水道水で洗い流し、清潔に保ちます。かいてしまうと炎症が広がるので、できるだけかかないように。

●ポイント
虫刺されは軽く考えられがちですが、アレルギー反応を引き起こし、重症化する可能性があります。体がかゆい、皮ふや粘膜の一部が炎症によって赤くなり充血する発赤(はっせき)がある、呼吸がしづらいなど症状があれば医療機関で受診を。


【擦り傷・切り傷】
【擦り傷】
皮ふの表面の浅い傷。水道の水など「流水」でよく洗い流し、清潔なガーゼなどを患部に当てる。

【切り傷】
ナイフやガラスなどで切った傷。皮ふの表面だけでなく、皮下組織まで傷つくことも。

●応急手当
<傷が浅い場合>
清潔なガーゼなどを傷口にあて、軽く押さえて止血します。軽い出血は2~3分で止まります。

<傷が深い場合>
切り傷が深い場合は、清潔なガーゼを傷口に当て、強く押さえて止血。傷口を押さえたまま、傷のあるところを心臓よりも高く上げます。出血がひどいときは、動脈にある止血点も圧迫します。

●ポイント
応急手当をする人は、感染を防止するため、ビニール袋などに手を入れて処置を行い、血液に触れないようにしましょう。

■救急車を呼ぶ時
1 緊急性があると判断した時は、119番に電話して救急車を呼びましょう。
2 消防指令センターに、現在地の住所を正確に伝えてください。
3 保険証、お薬手帳があれば◎。今までの病気や手術、治療中の病気などを把握しておきましょう。

■取材協力
救急救命士の江藤茂さん
(北九州市消防局救急ワークステーション 救急指導担当係長・消防司令)