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UFC2階級王者 コナー・マクレガーの“F**K YOU”スーツ

7/18(火) 17:11配信

GQ JAPAN

UFCきってのスーパースター、コナー・マクレガー。プレスツアー(記者会見)で着ていた濃紺のチョーク・ストライプのスリーピースが、思わぬ物議を呼んでいる。その理由は?

【「The suit says f**k you」コナーのInstagram投稿を見る!】

8月26日にアメリカ・ラスベガスで行われる元ボクシング5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(40)と、UFC2階級王者のコナー・マクレガー(29)の大一番。異種格闘技戦ではなく、12ラウンドのボクシングルールで、それぞれのファイターが1億ドル(約112億円)を手にするという規格外の戦いである。その注目度はケタ違いで、プレス向けのキャンペーン・ツアーはロサンゼルス、トロント、ニューヨーク、ロンドンの4都市で行われるという。事件はその最初の舞台であるロサンゼルスで起こった。

メイウェザーは、アメリカの国旗柄の胸に「TMT」のロゴが入ったスウェットパーカーにキャップというラフな格好で登場。それとは対照的に、アイルランド・ダブリン出身のコナーは、鍛え上げられた肉体にピタリと沿った濃紺のチョーク・ストライプのスリーピース・スーツに身を包んでいた。Vゾーンはセミワイドスプレッドの白シャツに、細かい菱形の入ったピンクのタイ。胸のポケットチーフ、ピンクのブートニエールといい、スター格闘家に相応しい華やかな装いである。

スーツはコナーが以前から贔屓にしているアメリカのDAVID AUGUSTのもので、おそらくフルオーダーだろう。ファッションセンスだけでなく、マイクパフォーマンスにも定評のあるコナーだから、記者会見での舌戦も大いに盛り上がりを見せた。しかし、かれのスーツが話題になったのは、会見が終わってからのことだった。

コナーは1530万人ものフォロワーがいるInstagramに、会見でメイウェザーと睨み合っている画像を投稿。添えられた文章には「The suit says fuck you」と書かれてあった。そう、チョーク・ストライプはよく見ると「FUCK YOU」の文字の連続で、それをプリントではなく織りで表現した手の込んだ挑発だったのだ!

英米の『GQ』は、このスーツにいち早く反応。米版『GQ』は「皮肉なことにこの攻撃的な(でも、すばらしい)スーツはコナーにとてもフィットしている。ショルダーの位置もちょうどいいし、体のラインに沿って細くなっていて、袖口から白シャツのカフをたっぷり見せるところも良い」と、ポジティブなコメント。一方で英版『GQ』は、“2017’s dumbest style moment(2017年の最もばかばかしいファッション・モーメント)”と嘲笑している。

ちなみにコナーは、この後のトロントのメディアツアーではブルー系のチェックのスリーピース、ニューヨークでは上半身裸で花柄のトラウザースに蛇を大々的に施したグッチのファーコートを羽織って登場している。いずれも、ファッション・コンシャス。リングの外の戦いがリングの中の戦いの延長であるとしたら、リング内でコナーがどんなファッショナブルな戦いぶりを見せるか、それによって彼の一連のファッションへの評価も決まるのだろう。

さぁ、世紀の対決を首長くして待とうではないか!

文:増田海治郎

最終更新:7/18(火) 19:17
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