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「マツヤマを見てはいけない」 松山英樹の“ストイック”なショットに米紙も注目

7/18(火) 20:36配信

THE ANSWER

反比例する表情とショット精度…「マツヤマは自身に対する最も厳しい批評家だ」

 海外男子ゴルフのメジャー大会、全英オープン(英国サウスポート)で四大メジャー初制覇を狙う松山英樹(レクサス)の“ストイックぶり”がアメリカで話題になっている。米紙「ニューヨーク・タイムズ」電子版は、「グッドショット? 彼のリアクションからは分からない」というタイトルで報じている。

【動画】わずかなズレも許さない「意識高き男」…ゴルフメディア「Skratch」が公式フェイスブックで紹介した松山の“ストイック”なショット

 7月20日に開幕する全英オープンの優勝候補の一角に推される松山。同紙はその意識の高さについてこう評している。

「ヒデキ・マツヤマは自分自身に対する最も厳しい批評家だ」

 わずかなズレも許すことができないのだろう。ショットを放った後の松山のリアクションを見ると、まるでミスショットのような落胆ぶりや渋い表情を示すシーンが見受けられる。しかし、実情は少々異なるようだ。

 記事では、スペイン人ゴルファーのゴンサロ・フェルナンデスカスターニョが「(松山のリアクションを見ると)みんな思うんだ。このボールはどこに飛んだんだよ、と。実際にはフェアウェイのど真ん中やピンのそばにつけているんだ」と証言。同紙も「25歳の日本人ゴルファーが問題ありのショットとして首を傾げる。それは美しい一打なのに」と記している。

 さらに、ゴルフのデジタルメディア「スクラッチTV」が松山のボディランゲージや表情と、ショットの素晴らしさが反比例している点にフォーカスし、“意識の高すぎる”瞬間の映像を特集したことも紹介。この動画ではナイスショットにもかかわらず、落胆のあまりにクラブを落としてしまう松山に、驚きを隠せないコメンテーターというシーンが次々に登場する。

 記事では、新たなルールとして「ボールの行方を見ろ。マツヤマを見てはいけない」とまで提唱している。

悲願のメジャー制覇へ「優勝すれば、日本のゴルフ人気向上に役立つ」

 6月の全米オープンで松山は通算12アンダーでメジャー自己最高の2位タイに入り、世界ランキングでも2位に飛躍した。初日に「74」の82位タイと大きく出遅れながら、2日目以降はアンダーパーで猛追。最終日はベストスコアとなる「66」という驚異的な追い上げを見せたが、優勝には一歩及ばなかった。

 同紙によれば、松山は大会を通じて総合力を示し続けなければ頂点には立てないという教訓を得たという。

「僕が学んだことは、4日間のラウンド全て良くまとめなければいけないということ。2ラウンドは良かったけれど、それだけでは十分でなかった」

 今年4月に米メディアから「メジャーV未経験の最高の選手」の1人に選出された松山だが、悲願の四大メジャー初制覇へ覇気をみなぎらせているようだ。記事では、メジャー大会への想いを語った松山のコメントを紹介している。

「もしもメジャーで優勝する幸運に恵まれれば、日本では大きなニュースになると分かっている。日本でのゴルフ人気の向上に役立つと思うし、良いことだと思います。アメリカではどうでしょう。僕はあまり英語を話しませんし、自分がメジャーを優勝したとして、他の国がどう反応するかわかりません。良い反応になればいいですよね」

 日本でのゴルフ人気向上という“使命”も背負った意識高き男が、全英オープンの舞台で会心のゴルフを見せてくれることを期待したい。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/22(土) 21:53
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