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日本で買えるのはわずか6人!──ポルシェの超スペシャル911ターボSを試乗

7/19(水) 22:01配信

GQ JAPAN

ポルシェは去る6月、イギリス・グッドウッドで、911ターボS エクスクルーシブシリーズなるスペシャルモデルを発表した。ベースとなるターボSよりさらにパワーアップしたばかりか、このクルマだけに用意したという凝ったホイールなど、特別な内外装をまとっているのが特徴だ。

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■ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥールって何だ!?

ポルシェ 911はそもそも特別なクルマであるけれど、ポルシェによれば「生産する車両のうち約40パーセントは何らかのカスタマイズを施して出荷している」というから、ますます特別な911が多いということになる。新車の911の10台のうち4台はユニークな911なのである。

ポルシェはそんなポルシェをさらに特別な1台にするために、特別注文に応じるための「ポルシェ・エクスクルーシブ・マヌファクトゥール(Porsche Exclusive Manufaktur)」なる部署を擁している。かつては特別注文車部門と呼ばれ、1986年からはポルシェ・エクスクルーシブに改称された。そして、現在は上記の名称になって、内容も拡張した。

ポルシェによれば、近年“スモールシリーズ”(限定生産モデル)が増えており、それにともなって、より広範なカスタマイズプログラムが求められるようになったという。

わたしはかつて、この特別注文部門がまだそんなに大きくなかった(それでも忙しそうだった)1990年前半ごろに、ツッフェンハウゼンの本社工場を訪れたことがある。当時は特別仕立ての内装は珍しかった時代で、インテリアの担当者が「これはフェリー・ポルシェ(ポルシェ創設者の息子)の特別オーダーです」とシート用のペッカリー・レザーを見せてくれたのを覚えている。

クジラ偶蹄目のペッカリーは、そもそも古典的な高級スポーツカーでは最高といわれるソフトな感触のレザーである。それを用意しているポルシェはさすがだ、と当時のわたしは感心したのだった。

今回発表となった911ターボS エクスクルーシブシリーズは、そうした特別注文の流れをくむスモールシリーズの最新作。2017年6月末に英グッドウッドで発表した世界でわずか500台の限定車である。

ベースになっているのは911ターボSという、それ自体極上のスポーツモデルだが、こちらはその3.8リッター6気筒エンジンをさらに27ps(19kW)パワーアップし、607ps(446kW)の最高出力と750Nmの最大トルクを得る。

先日、わたしは幸運にもこのスペシャルモデルに、ツッフェンハウゼンで乗ることが出来た。

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最終更新:7/19(水) 22:26
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