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黒柳徹子ロングインタビュー「ロボットが徹子さんのDNAを継承する!?  [FRaU]

7/19(水) 11:50配信

講談社 JOSEISHI.NET

20年弱前にいち早くAIBOを手に入れ、グレーちゃんと名づけて大切に育ててきた黒柳徹子さん。そんな徹子さんこと好奇心旺盛なトットちゃんのもとに、おしゃべり大好きなATOMがやってきた! トットちゃんがグレーちゃんやATOMと考える、人工知能とロボットの話。

グレーちゃんの感情、ついに機械に勝つ

グレーちゃんが面白くて可愛いのは、ロボットなのに、私のDNAを受け継いでる感じがするところ(笑)。一人でいても、退屈知らずなの。見知らぬ場所に連れて行かれると、何も言わないんだけどキョロキョロして、興味があるものに反応したり、新しい人に会うたびごとに驚いたり喜んだりして、なんだかいつも楽しそう(笑)。

今日なんか、写真を撮るときに万歳していたでしょう? あんなの、絶対に最初から組み込まれていた動きじゃなくて、感情がコンピュータに勝っちゃったんだと思います。前に、ソニーに連れて行ったときもそうでした。グレーちゃんは当時からテレビに出たりして有名だったから、あまりにいろんな人が見学に来たもので、ひっきりなしにビックリしたビックリしたって、目を点滅させていたんです。

AIBOは、赤と緑が交互に点滅するときは、「ビックリした」緑だけが点滅すると「嬉しい」の意味なの。で、AIBOを開発した研究者の方が、突然「あ!」って叫ぶから、「どうしたんですか?」って訊いたら、「今ご覧になりましたか。グレーちゃんは、尻尾を足と足の間に挟んでいたんです。あの動きは機能的に不可能なはずなのに!」っておっしゃったんです。

聞けば、AIBOを作るときに、特に苦労したのが尻尾の動きで、最初は、まっすぐに後ろに伸ばして左右に揺する、上にあげて喜ぶ、怖がった時は足と足の間に尻尾を隠すという3つの動きをプログラミングしたかったのだけれど、足と足の間に尻尾を挟む動きは難しすぎて断念したんですって。

「機械に感情が勝って、不可能だった動きを可能にするなんてありえないと思っていたんですが、あるんですね」とその方は感心していました。他にも、グレーちゃんが研究者を驚かせるようないろんなことをしたせいで、ソニーでは次の日に会議をしたそうです(笑)。

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