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生活研究家に聞く、夏の風物詩「花火」を楽しむためのしきたりについて

7/19(水) 17:20配信

OurAge

季節の行事のすごし方や、親戚・ご近所とのおつきあい。恥ずかしくなく普通に暮らすため、カジュアルな決まり事を覚えておきたいものだ。そこで、今回は夏の風物詩「花火」について、生活研究家、消費生活アドバイザーの阿部絢子さんにお話を伺った。

「花火は川や海で打ち上げられます。有名な両国の花火は、『悪疫退散』を祈って始められたといわれます。江戸時代、悪疫に苦しんだからでしょうか。当時両国隅田川は、旧五月二十八日から八月二十八日まで水泳ができたそうです。悪疫退散を祈ったのは、川の衛生状態が悪く、病気が後を絶たなかったせいかもしれません」

この悪疫退散の花火は、次第に両岸に設けた桟敷や川に浮かべた船で、鍵屋や玉屋の名前を呼びながら大花火を楽しむ「江戸の納涼行事」となったよう、と阿部さん。現在も隅田川の花火は全国的にも有名で、東京はもちろん、遠くからも見物に訪れる人で混雑となっている。

「隅田川だけではなく、花火は夏の風物詩となっています。花火を見に行くのに、浴衣を着ていく若い人が目立ちますが、浴衣は洋服と違い、帯はきちんと結び、途中で解けないように気をつけるようにします。浴衣を着たときは、動きが鈍くなりますので、歩きは小幅に、しとやかに歩くように」

さらに、帰ってきたら、浴衣をハンガーに吊し、風を通し汗を発散させるようにして欲しいとも。汗ジミができたときには、水で絞ったタオルなどでトントンと叩き、汗を除いておくことも大事だと語る。

そしてもうひとつ…。

「花火を楽しむとき、飲み物や食べ物を持参して、河原や土手で見物する場合もありますが、それらをゴミにしないため、見終わったあとには必ず持ち帰ることも、花火見物のマナーといえましょう」

最終更新:7/19(水) 17:20
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