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J首位セレッソを圧倒したセビージャ。「状態が悪くてもパスは回せる」

7/19(水) 18:12配信

webスポルティーバ

「セレッソはすごくいいチームだったね。キャプテン(柿谷曜一朗)は高い技術を備えているし、ストライカー(杉本健勇)はとてもパワフルだ。GK(キム・ジンヒョン)も素晴らしい能力を持っていて、彼のファインセーブがなければ、うちはもっと得点できていたはず。でも、なんとか試合をコントロールして勝利を収めることができた。暑さと湿気にはまいったけど、ピッチ上に問題があれば、僕らはしっかり対応して解決策を見出すんだ」

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 7月17日に、ヤンマースタジアム長居でセレッソ大阪に3-1の勝利を収めた後、セビージャFCのミカエル・クローン=デリはそう語った。前日の練習後には、「相手は日本のリーグの首位チーム。今季は20試合近くこなしているようだから、シーズンオフの我々とはコンディションが違う。それでも、勝つために全力を尽くすよ」と話していた34歳の元デンマーク代表は、記者への対応と同じく、この親善試合にも真摯に臨んだ。

 実際、セビージャはこのベテランが自負する「対応力」を見せた。序盤はホームのセレッソがスペインの強豪を相手に互角に近い戦いを繰り広げ、4分には柿谷のクロスから水沼宏太がフリーでヘディングを放ったが、これはGKセルヒオ・リコに阻まれた。その13分後にも杉本が惜しいミドルシュートを見舞った。しかし、昨シーズンのラ・リーガ4位のチームは相手と状況に慣れていくと、徐々に「ピッチ上の問題」を解決していった。

 20分あたりから完全にボールを支配しはじめ、ゲームはほぼセレッソ陣内で展開されるようになる。パス回しの中心になっていたのは、試合後に松田陸が「レベルが違いすぎた」と舌を巻いたステベン・エンゾンジ。相手がプレスにくればワンタッチでいなし、中央が密集してくれば大きくサイドチェンジしてボールを保持した。

 セレッソが全体的に下がり始めると、フランコ・バスケスやセルヒオ・エスクデロが強烈なミドルでGKを強襲する。それが警戒されると、今度は深い位置でも細かくつなぐ。セビージャはウィサム・ベン・イェデルの先制点まで42分を要したが、それは決まるべくして決まったものだった。

 ハーフタイム開けも試合の趨勢(すうせい)は変わらず、後半から投入されたガンソが、さっそく50分に得意のスルーパスでパブロ・サラビアの決定機を演出した。さらにその5分後、ガンソはホアキン・コレアにも絶妙なパスを通し、GKに倒されたコレアがPKを獲得。ベン・イェデルが落ち着いてこれを決めた。サントス時代にネイマールのパートナーを務めたガンソは、運動量の少ない古典的な司令塔タイプで、欧州ではまだ成功を収められていないが、この日の大阪では天才的なスキルを随所に見せつけた。

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