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トレンド転換を注視、JIG-SAWは中期目線で保有

7/19(水) 21:01配信

会社四季報オンライン

 日経平均株価は2万円を挟んでモミ合う状況が続いています。株価が2万円を割り込んで下落するなら、それはそれですっきりしていいのに、少し安くなるたびに日銀によるETFの買い入れが行われています。一時は1ドル=111円台まで円買いが進んでも、日経平均株価がさほど反応していないのでそれなりに買い支えが効いているのでしょう。

 東京都議選の結果も散々たる内容でしたし、安倍内閣の支持率が低下している状況では、株価は高い方が良いという考えなのかもしれません。ただし、株価チャートを分析する限りでは、短期的な下値支持線をいよいよ割り込んでしまいそうな形状になってきました。

 また、このところ高値を更新している米国の株式市場ですが、ニューヨークダウが今週は変化日を通過します。株価がさらに上を目指すか、横ばいに移行するぶんには問題ありませんが、この水準から下落に転じると、大きな下げになるかもしれません。少し様子を見ておいても損はないでしょう。

 個人的には、完全に夏休みモードの精神状態で積極的に利益確定を進めているので、ここから上値を買っていく気分にはなれません。もう少し動いてくれたらやりやすいように思われますので、しばらくはその時を待ちたいと思っています。

 このような状況で手元に残している銘柄は中長期で考えているものなので、そのまま放置をしています。その一つが、クラウドやサーバーを対象にした自動監視システムを手掛けるJIG-SAW(3914)です。新規上場した時はかなり強気に買い進められて、2016年4月には2万3920円の高値をつけました。当時1年あまりでテンバガー(10倍株)になり、強烈な印象を残しました。

 その後は、成長速度が期待に届かなかったことから売り叩かれました。今や株価はピークの4分の1となり、ここ数カ月は6000円台で推移しています。ただ現在の株価水準であれば業績に見合っているのではないかと思います。

 17年12月の予想PERは160倍超と、一般的な感覚では割高でしょうが、私の手法はPER以上に成長する可能性がある銘柄を探すやり方なので気にしていません。仮に下がったとしても現状の業績であれば、いずれ見直し買いが入ってもおかしくはないと考え、とりあえず打診買いをして放置しています。

 2017年後半はようやく先進技術とビジネス環境がマッチするタイミングになる可能性があると考えています。JIGーSAWに関しては安い場面があれば買い増しをしたいと考えています。

 横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

横山 利香