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「早稲田vs慶應」課長以上の割合が多いのはどっちの大学出身?

7/19(水) 8:50配信

週刊SPA!

「脱・学歴」をいくら叫ぼうと、純然たる学歴社会である日本では、年収、出世、果ては恋愛に至るまで出身大学で人生に格差が生じる。では、個別の大学を比べると果たしてどうなるのか。今回は、永遠のライバル校として語られる早稲田大学と慶應義塾大学の出世競争を徹底比較! 2900人の大学を卒業した30~49歳の男性へアンケートを実施、データを分析した結果は……

◆OBが強い慶應大が優位。早大は個性が邪魔するケースも!

 ラグビー、野球……とかく“伝統の一戦”と言われ、学生時代からお互いにライバル視する早大と慶應大。だが、社会人になってからの出世レースとなると、慶應大の圧勝だ。「課長以上の割合」は早大38.5%、慶應大60.5%と20%以上も引き離し、明暗が分かれる。

「慶應大のOB会である三田会が強いのは、有名な話。早稲田大学職員になった慶應大卒者すら“早大職員三田会”をつくるほどです」(大学ジャーナリスト・石渡嶺司氏)

 事実、会社内三田会のおかげで同期よりも早く課長職に昇進したというAさん(40歳・大手IT企業)はこう話す。

「ウチの会社には明治や早稲田など有名大のOB会もいくつかありますが、やはりダントツで活発なのは慶應大です。月イチで飲み会を開くし、休日はBBQやホームパーティなど、とにかく慶應大出身者同士で集まりたがる。結果、慶應大卒役員との仲が深まるので出世しやすいですね」

 対して、偏差値的には慶應大と同等のポテンシャルを持つ早大はなぜ出世ができないのか。

 石渡氏は早大卒が職場で陥る「しくじり」の可能性を指摘する。

「早大卒は“アウトローな俺”みたいな個性を見せなくていいところで見せて、出世の足を引っ張っている可能性はありますね」

 実際、大手不動産会社に勤務する北村剛さん(仮名・38歳)も早大卒の学歴が優位に働いたことはないという。

「役職に就くのは慶應大卒ばかり。張り切って社会に出てネットワークを広げようと努力しましたが、慶應大卒には敵わない。新人時代のアツいやる気はゼロです」

 また、企業内の労働トラブルに詳しいジャーナリストの吉田典史氏は同じ大学内コンプレックスゆえに「早慶の上司が自分よりも低学歴な部下を厳しく叱責するケースを見てきた」という。

「早慶は学部による偏差値の隔たりもあるため、例えば早大社会科学部卒や慶應大商学部卒など早慶中堅学部卒の上司がMARCH卒の部下を軽く扱い自分の心を慰めにするケースがあります。もし早大卒が上司になったら、やる気をアピールするのが大切。慶應卒上司なら暑苦しいのを嫌がるので、頼まれた仕事を淡々とこなすのが一番ですね」

 上司によってキャラを変えるのが懸命だろう。

<早稲田vs慶應義塾 出世対決>

●生涯賃金

早稲田:3億8785万円

慶應義塾:4億3983万円

●貯蓄額

早稲田:490万円

慶應義塾:958万円

●課長以上の割合

早稲田:38.5%

慶應義塾:60.5%

★強い結束力で出世街道を驀進!慶應の勝ち

※算出方法:生涯賃金…卒業生の就職先データを基にAFGが試算/他項目…30~49歳の大学を卒業した男性2900人へのアンケートから該当者を抽出

【石渡嶺司氏】

大学ジャーナリスト。全国の大学300校以上を実際に見学し、教育・就職分野に精通。著書に『キレイゴトぬきの就活論』(新潮新書)など

【吉田典史氏】

ジャーナリスト。人事・労務の観点から多数の企業を取材。著書に『悶える職場―あなたの職場に潜む「狂気」を抉る』(光文社)など

― [カネと恋愛]どっちが上か? ―

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最終更新:7/19(水) 8:50
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