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巨人13連敗は景気にプラス? 過去の大型連敗時のケースは

7/20(木) 15:00配信

マネーポストWEB

「プロ野球の人気球団が優勝する年は、景気が上向いていることが多い」と話すのは、景気のジンクスに詳しい三井住友アセットマネジメントの宅森昭吉チーフエコノミストだ。

「プロ野球は観戦する人が多い国民的スポーツ。人気球団が強いと消費者マインドが上向き、景気に良い影響を与えると考えられます」(宅森氏。以下「」内同)

 宅森氏の分析によると、人気チーム同士で日本シリーズを争う年は景気拡張局面にあたることが多い。各球団の人気はそのときの成績や注目選手の有無などで前後するが、最も安定した人気を誇るのはやはり巨人軍こと読売ジャイアンツだろう。今も昔もその人気は不動で注目度も高く、リーグ優勝や日本シリーズ優勝で最も景気浮揚効果が高いのは巨人と考えられるという。

「中小企業の経営者にもファンは多く、巨人が強いと設備投資が増えて景況感が上向く傾向もあります」(宅森氏)

 ところが、2017年のペナントレースでは、巨人の成績不振が続いている。スタートこそ好調だったが、5月25日から6月8日までの間に球団ワースト記録となる13連敗を喫し、球団フロントが途中交代する事態となった。連敗を脱してからも、Bクラスから浮上できない状態が続いている。

 これでは景気への好影響は期待できそうもない、と思いきや、巨人の大型連敗と景気の関係について、意外なデータがあるという。

「巨人は球団史上初の最下位に沈んだ1975年の第一次長嶋茂雄監督時代に11連敗(1分けを挟む)して以降、原辰徳監督時代に9連敗を2回、10連敗を1回経験しています。これらの連敗を喫した当時は、すべて景気拡張局面にあたっているのです」

 巨人が強いほど人々の消費マインドを刺激するはずだが、連敗しても景気が良くなるとは、どういうことなのだろうか。

「もちろん偶然の可能性もありますが、あまりに負けを重ねると逆に関心が高まったり、応援する気持ちが強くなったりすることは十分考えられます。記録的な連敗となればスポーツ紙も売れますし、悪影響ばかりではありません」

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最終更新:7/20(木) 15:00
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