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夏のボーナスランキング 定期預金は地銀がお得

7/20(木) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 夏のボーナスは出たものの、当面使う予定はない。運用するのもちょっと……という方は多いのではないだろうか。そんな時の預け先として真っ先に候補に挙がるのは「定期預金」だろう。

 超低金利政策の下、預金金利はほとんどゼロに近い数字が並ぶが、よくよく探してみれば「金利上乗せキャンペーン」を打ち出している銀行は少なくない。また、新興勢力のネット銀行も高い金利を武器に顧客を集めている。

 今回マネー研究所は、金融庁が監督する都市銀行、信託銀行、地方銀行(第二地銀を含む)、その他銀行(ネット銀行など)の計134行を対象に、各社の定期預金の金利を調査。以下、各行が最も力を入れる1年もの定期預金(預入金額300万円未満)の金利ランキングを紹介する。

 今回紹介するのは、そのうち金利が0.03%以上の45行(同一銀行が条件により異なる金利をつける場合もあるため、定期預金としては54本)。なお各行が実施する高金利キャンペーンにおいては、「証券口座の開設や保有」、「投資信託や外貨預金の購入」、「住宅ローンの保有」や「給与口座や年金の受取口座への指定」といった条件が加えられているものもあるが、それらは単にボーナスを預けたいだけの人にとっては負担が大きいとして除外した。信用金庫や労働金庫なども調査の対象外とした。また、金利はすべて税引き前のものだ。

■トップは愛媛銀行、オリックス銀行は現金プレゼント

 ランキング1位に輝いたのは、愛媛銀行の「100万円限定だんだん定期預金」。ネット専用支店の「四国八十八カ所支店」が扱うもので、金利は0.3%だ。1人1口あたり100万円のみという制限はあるものの、ボーナスの預け先としては検討に値するだろう。

 2位は金利0.25%で4行。あおぞら銀行インターネット支店の「あおぞらネット定期預金」、トマト銀行ももたろう支店の「スペシャルきびだんご定期預金」に加え、オリックス銀行と静岡銀行インターネット支店がそれぞれ期間限定でキャンペーン金利を打ち出している。

 オリックス銀行は実店舗を持たないネット専業銀行だ。同行ではキャンペーン期間中に口座を新規開設し、1年、2年、3年、5年のいずれかの定期預金において100万円以上預けた場合、1500円の現金をプレゼントする特典も設けている。仮に100万円を1年預けた場合、現金プレゼント分も含めて考えた実質利息は0.438%となり、トップの愛媛銀行の0.3%を上回る。

 以下、金利0.2%以上の定期預金が7本、0.1%台が19本、0.03~0.09%以下が23本並ぶ。改めて見てみると、「夏のボーナスキャンペーンでもこの程度か」と今のマイナス金利状況が恨めしくなるが、少しでも有利な金利の銀行を選びたいところだ。

 また、長期金利には若干上昇の兆しが出てきている。表にある1年ものは手ごろだが、3年、5年など長期の定期預金に資金を固定してしまうのは、今のところ避けた方がいいだろう。


(マネー研究所 川崎慎介)

最終更新:7/20(木) 7:47
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