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入れ歯はなぜ臭う? 放置すると誤嚥性肺炎の原因にも…〈dot.〉

7/25(火) 7:00配信

AERA dot.

 失った歯を補う方法には、入れ歯やブリッジ、インプラントなどがあり、どの治療を選べばいいか迷うところ。そこで、週刊朝日MOOK「いい歯医者2017 誰も教えてくれなかった歯科の選び方」が、実際に現場で活躍する歯科医に、入れ歯についての素朴なギモンを尋ねてみた。

【Q:入れ歯が完成したあとはどれくらいの頻度で通院すればいい?】

A:状況によりますが3カ月から半年に1回は通院が必要

 入れ歯は完成してからもトラブルが起きやすく、ブリッジやインプラントに比べて通院の頻度は多くなります。最低でも半年に1回は受診しましょう。

 歯科医院でのケアの一つが、セルフケアではカバーしきれない入れ歯の洗浄です。さらに染め出し液で入れ歯に汚れが残っていないかどうかをチェックしてもらい、みがき方を再度指導してもらうこともできます。

 入れ歯の場合、かみ合わせの変化や入れ歯を支える顎の粘膜が吸収されることなどから、定期的に調整することも必要です。トラブルが起きているにもかかわらず放置すると、入れ歯を作り直さざるをえないこともあるのです。

【Q:入れ歯は熱湯消毒するときれいになる?】

A:熱湯をかけるとプラスチック部分が劣化します

 保険診療で作れる入れ歯は、「レジン床(しょう)」といってプラスチックでできています。自費でできる「金属床」は金属でできていますが、部分的にプラスチックを使用しています。プラスチック製の食器などで実感したことがある人も多いと思いますが、プラスチックは熱に弱い性質があります。このため、入れ歯を熱湯につけると、劣化しやすいのです。

 そこで、入れ歯は熱湯ではなく、「入れ歯洗浄剤」につけて、除菌・殺菌するようにしましょう。また、入れ歯を装着したまま、通常の歯みがき剤でみがく人もいますが、歯みがき剤に含まれている研磨剤は、入れ歯のプラスチック部分を傷つけることがあります。入れ歯は必ず外して、流水ですすぎながら専用歯ブラシで汚れを落としましょう。

【Q:入れ歯が外れやすくなってきた】

A:かみ合わせの変化や床とのすき間が原因。入れ歯の微調整を

 入れ歯は動かないように口の中の形に合わせて作られていますが、口の中の状況は、時間とともに変化していくもの。かみ合わせが変わっていくほか、入れ歯を支えている顎の粘膜が減っていき粘膜と「床」との間にすき間ができることなどにより、入れ歯は動いたり、外れやすくなったりします。

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最終更新:7/25(火) 10:37
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