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【日本ハム】「4番・松本剛」に僕らはまた逢えるだろうか?

7/20(木) 17:00配信

文春オンライン

「ファイターズに関係ある高校」は準ファイターズだ

 「海の日」の祝日、オールスター明けのプロ野球が一斉に再開された。と思いきや、日ハムと楽天だけ試合がなかったのだ。全パの指揮を執った栗山英樹監督はそれもあって谷元圭介を連投させたのかもしれない。僕は自動的に早起きである。高校野球・東東京予選4回戦の好カード「帝京×日大豊山」(8時半、神宮球場)を見に行った。

 もちろん帝京の応援である。帝京はファイターズの杉谷拳士、松本剛、石川亮、郡拓也の出身校だ。OBにも芝草宇宙、森本稀哲ら人気選手がいた。僕にとって高校は2通りだ。「ファイターズに関係ある高校」と「関係ない高校」。

「ファイターズに関係ある高校」は基本的には現役選手やOBの出身校だ。例外的には阿井英二郎元ヘッドコーチがかつて監督を務めた埼玉県の川越東高校も応援する。厳密にカウントしたら大変な学校数になってしまう(忙しくて仕事にも何にもならない)から、毎年、試合日程と休みの日を勘案して、近場の行ける範囲でコツコツ頑張っている。むちゃくちゃなことを言うが「ファイターズに関係ある高校」は、僕にとって準ファイターズなのだ。とても放ってはおけない。

 その選手の高校時代のプレーを見ているケースはもちろん感慨もひとしおだ。僕は横浜高校時代の近藤健介、淺間大基、高濱祐仁を保土ヶ谷球場やハマスタで見ている。応援に出かけるとそのときのことをありありと思い出す。

 が、直接見ていない場合でも、出身校の試合応援は、光景のなかにその選手をポンと置いてみることができる。あぁ、たぶんこんな感じだったんじゃないかな、応援のときはこんなコールがかかったんだろうな、と想像する楽しみがある。だからアレだなぁ、好きな人が出来たりするとその人の故郷を一目見てみたいなぁと思うじゃないか。そういう心理に似ている。「そうか、あいつここにいたんだなぁ」というやつ。

 で、その追体験のようなものを記憶の引き出しにしまっておくと、意外とプロ野球の実戦を味わい深く見られたりする。今季は中村勝(春日部共栄)が県営大宮球場、上沢直之(専大松戸)がZOZOマリンで再起のマウンドに立った。高校時代に慣れ親しんだマウンドに立たせてやろうという配慮だ。投手は球場の風景や、マウンドの傾斜、固さや柔らかさといったイメージを持ってるだけでアドバンテージになる。また御家族や学校時代の仲間が球場に駆けつけているかもしれない。目の前の「投げた打った」も大事だが、そこにプラスして色々想像を働かせるほうが断然面白い。

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最終更新:7/20(木) 17:00
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