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リーダーに強さは不要。強いチームを作るには「フォロワー」を共感させること

7/20(木) 8:10配信

ライフハッカー[日本版]

リーダー論では一般的に、リーダーとしてのあり方、やり方が語られるもの。しかし、そこには「フォロワー」に対する言及が欠けている、そこに問題があると指摘するのは、『リーダーに強さはいらない フォロワーを育て、最高のチームをつくる』(三城雄児著、あさ出版)の著者です。

【画像】リーダーに強さは不要。強いチームを作るには「フォロワー」を共感させること

フォロワーとは、リーダーと一緒にチームを動かしてくれる人。

会社でいえば社長を支えてくれる幹部の人、部署でいえば部長や課長のもとで貢献してくれている2番手や3番手。

一般的に、リーダー教育では、強くて有能なリーダーであれといわれますが、リーダーをリーダーにしてくれるのは周囲の人たちです。(「はじめに」より)

事実、組織人事戦略コンサルタントである著者はコンサルティングの現場において、リーダーがすごすぎたり、リーダーがひとりでがんばりすぎるために、誰もついていくことができず機能不全に陥っているチームをたくさん見てきたのだそうです。

強いチームには強いフォロワーがいます。

リーダーは強くなくていいのです。

カリスマである必要もありません。

極論すれば、弱いリーダーでも強いチームをつくれるのです。

(「はじめに」より)

フォロワーを活かすことができれば、リーダーとしての余裕が生まれ、結果的に「強いリーダー」としての威厳も風格も出てくるということ。つまり、フォロワーを活かす方法こそ、リーダーとしてのスタート地点で語られるべきだというのです。

では、フォロワーからの信頼を得るために、リーダーはなにをすべきなのでしょうか? この点を探るべく、第3章「フォロワーが集まるリーダーになるために」を見てみたいと思います。

「Why」を語ろう

リーダーが最初にやるべきは、「Whyを語ること」だと著者はいいます。つまりそれは、「なぜやるのか」「なんのためにやるのか」「誰のためにやりたいのか」「どこに向かっていくのか」といった目的と意義を、フォロワーたちに示してあげるということ。

たとえば、吉田松陰、坂本龍馬といったリーダーたちには、「新しい日本をつくる」というビジョンがありました。

幕藩体制や身分制度などの障害をはねのけて、「私がやる。そのためには命も賭ける」という覚悟があり、そのほかの武士たちもお金や身分ではなく、「ビジョン」に共感して集まってきました。

こうしたチームは強く、簡単には崩れません。(86ページより)

リーダー経験がまったくなかったとしても、周囲が納得するような実績がなくても、リーダー自らが思いを強く宣言するだけで、そのビジョンに賛同する人たちが集まってくるはずだというのです。

逆に「なにかできたらいいな」という温度感で語っているうちは、誰もついてきてくれないもの。「○○できますように」という願望ではなく、「必ずやります。見ていてください」という宣言にリーダーの本気度が表れ、そのビジョンに共感してフォロワーが自主的に動くようになるということです。

大切なのは、リーダーができるだけ具体的に、同じ景色が見えるように話すこと。目指すべき姿を描ける「ビジョン構築力」があれば、そのビジョンに惹かれてメンバーは集まってくるといいます。いわば「リーダーだからすごい」のではなく、「見せる世界がすごい」のがリーダーだという考え方。(84ページより)

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