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2億円超え!? 50年間放置されたマセラティ──自動車の美とその価値

7/20(木) 21:03配信

GQ JAPAN

去る5月末、世界に名だたる高級リゾート地のひとつ、イタリア・コモ湖畔を舞台に、今年もクラシックカーのコンクール「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」が開催された。美しいクルマとはなにか? 現地から越湖信一がリポートする。

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■最もノミネートが多いブランドはどこ?

近年はクラシックカー・イベントブームである。特に、クラシックカーの公道ラリーやコンクールデレガンスの人気は高く、世界各地で毎週のように開催されている。

数あるコンクールデレガンスの中で、今回取り上げる「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」(以下ヴィラ・デステ)は、往年の“エクスクルーシブな雰囲気”を保つということにこだわったもので、北米のペブルビーチと並び称される。ペブルビーチと比較すれば、小ぢんまりとした庭園がステージとなるため、より落ち着いてクルマを楽しむことができると言える。

1929年にはじまったこのコンクールは、現存するものとしてはもっとも長い歴史を持つ由緒正しいもの。1999年からはBMWグループクラシックのスポンサーにより開催されている。

「ヴィラ・デステは比較的小規模なイベントですが、エクスクルーシブで素晴らしいイベントとなりました。BMWにかぎらず他の自動車メーカーとともに、ブランドの持つヘリテイジを人々に伝える格好の機会です」とは、BMWグループクラシックのトップであるウルリッヒ・クニープス氏の言だ。

イベント全体を通してBMWとしてのプレゼンテーションはしっかりと行われているが、本筋のコンクールデレガンスではBMWはあくまで黒子に徹し、この伝統あるコンクールを節度を失わずにサポートしている。

スイスとの国境に程近いコモ湖畔での開催期間は、2017年の場合は5月26~28日までであった。エントリー車はむろん世界各国からやってくるが、近年は経済状況を反映してか、北米からの参加が圧倒的に多く、今年は全51台の参加車両のうち、12台が北米からのものだった。

では、最もノミネートが多いブランドは何であろうか? それはご想像の通り、クラシックカーマーケットを席巻するフェラーリである。今年は7台がノミネートした。

自動車以外に、モーターサイクルにも5部門が設けられ、ブリヂストン製のスクランブラータイプなど日本で見ることも希なレア物の展示も行われた。

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最終更新:7/20(木) 22:55
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