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インスタ映えするお酒、「アペロール」が米国の夏を席捲

7/20(木) 12:30配信

DIGIDAY[日本版]

ロゼでもなければ、プロセッコでもない。この夏、一躍脚光を浴びているのはアペロール(Aperol)だ。ヴォーグ(VOGUE)やGQなどさまざまなメディアが、アペロールを2017年夏のスプリッツとしてもてはやしている。

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アペロールは、ドイツやイタリアで何十年も前から食前酒として人気があり、米国でも人気が広がっている。アペロールのスプリッツの作り方は、アペロールにスパークリングワインとオレンジを加え、ソーダ水で割るのが普通だ。これが、今年大きな話題となっている理由は何だろうか。その答えは、味が良くて爽やかなだけでなく、インスタグラム映えすることにある。オレンジ色で細かく泡立つこのカクテルは写真に「美しく」収まると、アペロールのメーカー、カンパリ・アメリカ(Campari America)でエンゲージメントおよびアドボカシー担当バイスプレジデントを務めるデイブ・カレカー氏はいう。

「(アペロールは)美しい色をしており、太陽の下で写真を撮れば、素晴らしいカットになる」と、カレカー氏は説明する。「上質のシャブリでも、こうはいかない」。

ブームとなったアペロール

アペロールのブームは本物だ。クリエイティブエージェンシーのラルフ(Ralph)が公開したデータによれば、アペロールが6月にソーシャルメディアで取り上げられた回数は、過去5年でもっとも多くなっている。この増加にもっとも大きく貢献したのはインスタグラムだ。カレカー氏は、アペロールのスプリッツがいままででもっとも多くインスタグラムに投稿された飲料かどうかを画像認識技術で調査しようと、インスタグラムの担当者と話を進めているという。

カンパリアメリカは、アペロールブランドのインスタグラムチャネルで投稿数を増やしてきた。また、広告とオーガニックコンテンツの両方を利用して、アペロールが写った写真やGIF動画がいかにクールに見えるかを伝えようとしている。カレカー氏によれば、オーガニックなソーシャルエンゲージメントは1月から300%増加したが、その大きな原因は、コメント欄で友人をタグ付けした人たちがアペロールのページをチェックするよう勧めていることだという(カレカー氏によると、Snapchatは年齢でフィルタリングされるため、アルコール飲料のブランドにとっては、厳しい場所であり、あまり利用していないという)。

「相乗効果が起こっている。夏という季節とプロセッコも大きく取り上げられている」と、カレカー氏は語った。インスタグラムでのフォロー数は2年前から300%増加し、フォロワー数はアペロールスプリッツのチャネルが18500、アペロールUSA(Aperol USA)のチャネルが14000に達している。

カレカー氏のチームは、インスタグラムでの人気をさらに高めるため、アペロールの味わいと美しさを最大限に活かしたスプリッツの「正しい作り方」を指南するGIF動画を作成している(ソーダ水は最後に入れよう)。

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最終更新:7/20(木) 12:30
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