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「イラストレーター」という肩書ではくくれない。 loundraw(ラウンドロー)【インタビュー・前篇】

7/20(木) 21:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 『君の膵臓をたべたい』の装画で一躍注目を浴び、出版界からオファーが相次ぐ人気イラストレーター・loundraw(ラウンドロー)。弱冠22歳の彼がこの夏、初の個展を開催する。先日、卒業制作のオリジナルアニメ『夢が覚めるまで』をYouTubeで公開し、1週間で30万回以上再生されるなど大反響を呼んだことも記憶に新しいが、他にも自身もメンバーとして活動するアーティスト集団CHRONICLEでの音楽活動を開始。表現の幅どころか、表現ジャンルをも拡張し始めたloundrawとは何者か? 

前後篇のインタビューで、素顔に迫る。

――昨年12月刊行の初作品集『Hello,light. ~loundraw art works~』(双葉社)には文芸書の表紙を飾った数々の装画と共に、オリジナルイラストも多数収録されています。見渡してみて改めて感じたんですが、光の表現が独特ですよね。光が個性になる、武器になると感じたタイミングって覚えてらっしゃいますか?

loundraw ちょうど今、個展に向けて昔の絵を見直しているところなんですが、大学1年生くらいから光の表現を使い始めていることに気づきました。それはたぶん、デジタルに慣れ始めた時期で。デジタルの絵の特徴的なところは、グラデーションの機能を使うと指定した範囲の色がシームレスに変わることです。それは現実の光の変化とすごく近い。デジタルで絵を描く以上、これを取り入れたら面白いだろうなと思ったのが、きっかけだった気がします。

loundraw それも大学1年生の時です。pixivで発表していた僕の絵を見たメディアワークス文庫の編集さんから、『星の眠る湖へ―愛を探しに―』(永田ガラ)の装丁をお願いしますという依頼を頂いたのが一番最初です。

――その本の装画にも光は入り込んでいますが、女の子の目の中で白鳥が泳いでいる構図が印象的ですね。構図って、もしかしたら絵のタッチ以上に個性が出る要素だと思うのですが、発想の源泉はどこにあるんだろうとか、この若さにしていろいろ経験されてきたのではないか(笑)とか妄想してしまうんですが……。

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