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内閣改造 首相実弟・岸信夫氏や三原じゅん子氏の名も

7/21(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン

「人間には敵か、家族か、使用人の3種類しかいない」──そんな“攻撃的な人生観”を語ったのは田中眞紀子氏だったが、安倍首相の視野はもっと狭いらしい。自民党の村上誠一郎氏にいわせると、「安倍さんの人事には、お友だちか、同じ思想を持つ人か、イエスマンの3つしかない」からだ。いずれも自分に逆らわない人物という意味で事実上1タイプといっていい。

「人心一新」を掲げて8月初旬に行なわれる内閣改造でも、盟友の麻生太郎・副総理と菅義偉・官房長官の続投が早くも固まったとみられ、岸田文雄・外相や二階俊博・自民党幹事長は派閥の会合で「今後とも安倍首相を支える」とイエスマン宣言してポスト確保に躍起となっている。

 そうなると人事の選択肢はいよいよ狭くなる。官邸中枢官僚の下馬評だ。

「総理は実弟の岸信夫・外務副大臣をそろそろ外相に据えたいようだ。その場合、岸田さんは党三役か別の大臣に横滑り。女性閣僚では高市早苗・総務相、丸川珠代・五輪相は代わりが見当たらないと消極的続投。稲田朋美・防衛相の交代は既定路線だが、代わりの女性大臣枠には三原じゅん子の抜擢もありうる。再入閣組はテロ等準備罪(共謀罪)審議で汗をかいた佐藤勉・議運委委員長が最有力。今までと変わり映えしないメンツになりそうだ」

 注目は“入閣拒否”を続けてきた小泉進次郎氏の大抜擢があるかどうかだ。

「総理の性格からいって、支持率が落ちたから進次郎頼みといわれるような人事をやるはずがない。せいぜい副大臣か国対副委員長。むしろ、女性の内閣支持率が急速に下がっているから、官邸では身体検査を厳格にして女性スキャンダルを抱えている議員は政務三役から外す方針だ」(同前)

 支持率が29.9%(時事通信)と危険水域に入った安倍首相にとって今回の改造人事に失敗すれば致命傷になりかねないが、衆参で安定多数を持ち、強力な野党勢力が見当たらないことで首相にも自民党内にも真の危機感はない。

※週刊ポスト2017年8月4日号

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