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テクノ界の大御所Aphex Twin、カウントダウン終了 しかし何も起きず困惑広がる

7/21(金) 0:14配信

KAI-YOU.net

「テクノビースト」とも形容されるAphex Twin(エイフェックス・ツイン)のファンの間に動揺が広がりはじめている。

カウントダウンが行われていたAphex Twin特設サイト

なぜなら、約1ヶ月間に渡ってAphex Twinのサイトで行われていたカウントダウンの数字が、0になっても何も起こらなかったからだ。

Aphex Twin、カウントダウンをまさかのスルー

ことの発端は、6月初頭。彼の所属するレーベル・Warp内のアーティストページにて、突如カウントダウンが開始された。

カウントダウンの終了予定は、当初、日本時間で7月6日の17時だった。

新作アルバムや大型イベントへの出演など、なんらかの発表が行われると思われていたが、7月に入るとカウントダウンの数字が大幅に増加し、この不可解な進行に「一体いつ終了するのか?」と、誰もが首を傾げる事態に。

一時的に数字は増加したものの、カウントダウン自体は刻々と進行。ただし、そのスピードもなぜか一定ではなく、遅くなったり早くなったりを繰り返す始末。

そして、7月20日にいよいよカウントダウンは終了の時を迎えたが、冒頭で述べた通り、いまだに何も発表はないまま。

まさか、公式自らカウントダウンを始めておいてそのままスルーするとは誰も思わず、現在ファンは狐につままれたような面持ちで、この状況の推移を見守っている。

破天荒な行動でも知られるAphex Twin

近年のAphex Twinの動向を少し振り返りたい。

2014年、13年ぶりにリリースされたオリジナルアルバム『Syro』発表時には、世界各地でゲリラ的にAphex Twinの文字が街中に現れ、同時に現れ始めたTwitterから特設サイトへアクセスすると、アルバムの詳細がわかっていくというようなプロモーションを経て、アルバムをリリース。

翌2015年には、約150曲以上にもおよぶ初期の未発表音源と思しきデータを「user48736353001」という、いかにも初期設定のままかのような名義でSoundCloud上に次々とアップするなど、ルールに縛られない発表形式でも注目を集めてきた。

また、カウントダウン告知については5月にも行ったばかりで、ファンにとっては記憶に新しいところだろう。

その際はネットラジオ局「NTS Radio」において、都市型フェス「Field Day」ライブ生配信を行うという発表とともに、未発表音源と鮮烈なビジュアルが公開された。

それだけではなく、同会場では『London 03.06.17』と題された未発表音源の11曲が収録されたレコードもゲリラ販売されている。

近年Aphex Twinの活動ペースは高まる一方であり、今回のカウントダウンへの期待感に繋がっていた。また、所属レーベルであるWarpの公式サイトで行われていたプロジェクトであっただけに、期待を裏付けるには十分すぎる企画だったとも言える。

今回カウントダウンのタイミングからはずれてしまったが、新たな発表はあるのか? それとも本気で何も起こらないカウントダウンだったのか?

あるいは、当初のカウントダウンの予定時刻付近となる7月11日にWarpで公開された元KORGのエンジニア・高橋達也さんとの対談インタビュー及び、同時に発表された「korg funk 5」をはじめとするコラボ楽曲群のことを示唆していたのか?

現在、ファンによる勝手な考察ばかりが交わされているが、公式からの発表を待ちたい。

また、Aphex Twinは7月28日(金)から開催される「FUJI ROCK FESTIVAL '17」(フジロックフェスティバル '17)には、20年ぶりにヘッドライナーとして帰還することが決定している。

以来再三言われていることだが、第1回の「フジロック」では、小屋に籠ったまま出てこないというパフォーマンスで伝説をつくり上げ、Aphex Twinとともに「フジロックフェスティバル '17」でヘッドライナーとして出演するbjork(ビョーク)とは、砂嵐になったテレビの楽しみかたを教えるといったエピソードも有名だ。

今回はどんな伝説が生まれるのか、カウントダウンの行方も気になるところだが、まだまだ日本でも話題を呼びそうな状況から目が離せない。

最終更新:7/21(金) 0:40
KAI-YOU.net