ここから本文です

人は朝ごはんの栄養バランス次第で、「アグレッシブ」にも「寛大」にもなれる説

7/21(金) 6:10配信

MEN’S+

朝食を抜くと仕事や勉強にあまりいい影響がないの先をゆく話

 一日の食事のなかで、もっとも重要と言われている朝食。「朝食を抜いてしまうとエネルギーが不足し、集中力が散漫になる」ということはご存知の方も多いでしょう。ところが…。 
 
 ドイツのリューベック大学で行われ研究が、米国科学アカデミーの機関誌『Proceedings of the National Academy of Science』に掲載されています。これによると、「朝食は集中力だけでなく、その人の行動や態度にも影響を与える可能性が大いにある」ということなのです。朝食に食べる炭水化物の割合が多すぎると、寛大な心が失われ、さらには、普段よりアグレッシブとなる傾向にあるのだとか…。 
 
 上記の考察が引き出されたのは、科学者たちがボランティアを募って「ローカーボダイエットが行動に及ぼす影響」を実証するための「究極のゲーム」実験を敢行したときでした。その詳しい内容を説明しますと…。

食生活をヘルシーにアップデートする、7つのヒント

 まずゲームを行う前に、集まった87名のボランティアに対し「朝食に何を食べたか?」をヒアリングします。その後、2人1組のペアになってもらい、「最後通牒ゲーム(ultimatum game)」を行うという運びになっていました。そして、そのゲームの内容とは…。
 
 ペアのうちのひとりAに、まず幾らかのお金が与えます。そこから2人で配分するようにと指示を出します。その配分を決めるのはA。で、AはパートナーのBに配分金額を提示し、Bがその配分に納得すれば2人はその割合でお金をもらうことができるわけです。ここでポイントは、Bが拒否すれば、2人ともお金をもらうことはできない…という究極の選択に近い形になっているところなのです。
 
 実験前の予想では、「この条件なら、ほとんどの人は自分の配分が少ないと感じても提示された金額に納得するだろう」と思われていました。ですが、ふたを開けてみれば…配分に同意したのは「低炭水化物の朝食を食べた人」で76%、「高炭水化物の朝食を食べた人」では47%という結果になったのです。 
 
 さらに続けて、24名のボランティアに高炭水化物の朝食、もしくは低炭水化物の朝食を食べてもらい、2日間にわたってモニタリングしました。その結果によれば…“寛大な”判断を下した方は「低炭水化物の朝食を食べた人」で40%、「高炭水化物の朝食を食べた人」では31%に。この数値により、上記の考察が紡ぎだされたわけなのです。

1/2ページ

最終更新:7/21(金) 6:10
MEN’S+

記事提供社からのご案内(外部サイト)

メンズクラブ

ハースト婦人画報社

2014年12月号
2014年10月24日発売

特別定価:810円

『メンズクラブ』は35歳中心の男性に向け、
リアルに使えて本当に似合う情報を
男性文化の薀蓄をもって提案する
使えるラグジュアリー読本です!