ここから本文です

仕事においては2~3割の人が「そこそこの成功」にたどり着ける? クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方

7/21(金) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

たとえばビートたけしさん、タモリさん、明石家さんまさん、松本人志さんー言わずと知れたお笑い界のビッグ4は総じて「夢なんかかなわない」と否定的なコメントを発しています。

【画像】仕事においては2~3割の人が「そこそこの成功」にたどり着ける? クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方

一方で、アップル創始者のスティーブ・ジョブズ氏、ホリエモンこと堀江貴文氏、名プロデューサーのつんくさんらは、好きなことに徹底的にこだわるべき、と講演や著作物で述べています。

各界のトップに君臨する大成功者の方々が、こんなにも真反対な主張をする。これでは誰だってどうしたらよいのかわからなくなってしまうでしょう。

そう、それくらい「夢」というのは厄介なシロモノなのです。(「はじめに」より)

そこで夢について、「どう対処したらよいのか」を解説しているのが、きょうご紹介する『クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方』(海老原嗣生著、星海社新書)。タイトルにあるとおり、中心になっているのはキャリアの古典理論として有名なクランボルツの「計画的偶発性理論(planned happenstance theory)」です。

ただし、そこ書かれているのは、人によってどうにでも解釈できてしまえること。そのため現実生活の細かな場面において、それをどう展開していけばよいのかわからなくなってしまうという難点もあると著者は指摘しています。

そのため本書では、有名人のキャリアや、名経営者の至言、歴史上の人物の足跡などをまじえ、わかりやすく解説しているわけです。そのなかから「仕事」に焦点を当てた、3「仕事での成功は難しくない」を見てみたいと思います。

どの仕事でも、入った人の2~3割が成功を収める

「果たして仕事で成功することができるか」を考えてみるにあたり、著者はまず「成功とはどのくらいのことを指すのか」を定義しています。

最初に引き合いに出されているのは、お笑い芸人。テレビでレギュラー番組を多く持ち、億万長者になっている人たちです。ただし彼らは、後世にわたって名をとどろかせるお笑いビッグ4(冒頭で触れたビートたけし、タモリ、明石家さんま、松本人志)ほどの大成功者とはいえない。そのくらいの状態を、「そこそこの成功」と呼んでいるのです。

野球でいうなら、一軍のレギュラーになるクラス。イチローや王選手のようなレジェンドとまではいかないものの、誰もが認めるくらいの状態だといいます。日常のレベルに当てはめるなら、「社長にはなれないけれど、社内では誰からも認めてもらえる」状態。「部長になれた人」くらいが、一般的な会社での「そこそこの成功」にあたるというのです。

ちなみに、実は仕事での成功には、一種の普遍的な法則があると著者はいいます。どんな仕事であれ、その仕事のスタートラインに立てた人の2~3割が「そこそこの成功を収める」という経験則。「その仕事で周囲から認められ、その人のことを信奉する後輩も多く、経済的にも裕福になっている」という「そこそこの成功」を、2~3割の人が手に入れられるということです。

そして、そんな「普遍的な法則」が成り立つ理由は、「入職」という関門にあるのだとか。会社でいえば「採用試験」であり、野球なら「ドラフト」。そこをかいくぐって仕事に就けたということは、その時点でかなり選抜されて「仕事に向いている集団」の一部になっているという考え方。そうしたレベルにあるのだから、成功確率も上がっていて、「2~3割がそこそこの成功を手に入れられる」ことになるというわけです。(76ページより)

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

ライフハッカー[日本版]

株式会社メディアジーン

毎日更新中

ガジェットなどを駆使し、スマートに楽しむ仕事術「Lifehack」。「ライフハッカー[日本版]」では、その言葉を広義に捉え、生活全般に役立つライフハック情報を日々お届けします。