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高配当狙いの中京記念。「中京ならオレの出番」と、この馬たちが言う

7/21(金) 7:40配信

webスポルティーバ

 今週末7月23日に中京競馬場で行なわれるGIII中京記念(芝1600m)は、3歳以上によるハンデ重賞。以前は2000mで行なわれており、1600mになったのは2012年からだが、過去5回の1番人気馬は7着2回、10着3回と、勝利どころか、一度も馬券にさえ絡んでいない。2014年の42万8240円を最高に、5年間の3連単平均配当は約27万5000円という、波乱必至のレースだ。昨年は3連単8万7790円と初めて10万円を下回ったが、1~3番人気馬はすべて4着以下と、人気馬の信頼度は低い。今回はこの中京記念について分析してみよう。

【写真】 デビューに向けて調整が進んでいるフラットレー

 人気を集めそうなのが、前走のOP米子S(6月18日/阪神・芝1600m)を1分31秒9のコースレコードで快勝したブラックムーン(牡5歳/栗東・西浦勝一厩舎/父アドマイヤムーン)だろう。オープン特別は昨年11月のOPキャピタルS(2016年11月26日/東京・芝1600m)に続く2勝目だが、重賞では3戦して6着、9着、8着と好走歴はない。中京コースでは3歳時のフローラルウォーク賞(芝1600m)3着の1走だけ。それほど大きな強調材料はないが、米子Sの勝ちっぷりから、人気を集めるのは間違いないだろう。差し馬が台頭するケースが多いだけに、脚質的には問題ない。”人気馬は来ない”ジンクスをこの馬が破れるか。

 ダノンリバティ(牡5歳/栗東・音無秀孝厩舎/父キングカメハメハ)は重賞勝ちこそないものの、3歳時のGIII毎日杯(阪神・芝1800m)2着など、芝、ダートを問わず、これまで重賞では4度、2着に入っている。昨年のこのレースはスタートでダッシュがつかず、流れに乗れないまま5着に終わった。本来は好位3~4番手から競馬をする馬なので、スタートさえまともに出れば、好走は可能だろう。

 ある意味最大の注目馬と言えるのが2014年の日本ダービー馬ワンアンドオンリー(牡6歳/栗東・橋口慎介厩舎/父ハーツクライ)の参戦だ。芝2400m以上のイメージが強いが、初勝利は2歳9月の阪神・芝1600m戦で、他にも2着1回とマイル戦は連対を外していない。2014年9月のGII神戸新聞杯以来勝利がなく、トップハンデの58kgと条件もラクではないが、ダービー馬の復活があっても驚かない。

 中京コースの適性に重きを置くと、浮上してくるのがウインガニオン(牡5歳/栗東・西園正都厩舎/父ステイゴールド)。中京コースでは1400mと1600mでそれぞれ1勝ずつを挙げ、2戦2勝という成績だ。全7勝のうち6勝が左回りというサウスポーで、同じく全7勝のうち6勝が4月末から8月の勝利と、暑い時期にも強い。重賞初出走だが、データ的には推したい馬だ。

 ムーンクレスト(牡5歳/栗東・本田優厩舎)も中京で2勝を挙げている馬。いずれも1400mだが、他場では1600mで2勝、1800mでも1勝を挙げているように、距離には不安のない馬。中京の芝1600m戦(2015年、有松特別)で4着に敗れているが、4コーナー15番手から直線で大外を回り、1着馬からハナ+クビ+ハナのタイム差なしで、上がり3ハロンがメンバー中最速の33秒7。勝ちに等しい内容で、中京コースは得意と断定していいだろう。昨年のGIIスワンS(京都・芝1400m)では今年のGI安田記念を勝ったサトノアラジンから0秒4差の5着と好走していたように、重賞クラスでも通用する走りは見せていた。ハンデの55kgも他馬に比べて有利にはたらくだろう。

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