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ポストアプリ時代 「食べログ」はエージェントになる:カカクコム執行役員 宮島 壮洋氏

7/21(金) 12:30配信

DIGIDAY[日本版]

デジタルガレージ、カカクコム、クレディセゾンの3社が運営する研究開発組織「DG Lab」は音声や文字による対話型エージェントを構築していると発表した。ユーザーがチャット形式で地名や食べたい料理の種類、現在の気分などを渡すと、その内容に応じたレストラン情報を提供することを目指すという。

DG Lab CTO (人工知能)、カカクコム執行役員の宮島 壮洋氏はDIGIDAY[日本版]のインタビューに対し、以下のように主張した。

◆パーソナルアシスタントがインターフェイスの主流になった時代を見据え、ユーザーとの接点をもてる食に特化したアシスタントを開発している
◆タッチポイント自体はGoogle、Amazonのアシスタントが握ったとしても、垂直型のデータソースとして食べログのデータはとても有用。自然言語処理やデータサイエンスの活用により、蓄積したデータから独自の価値をつくりたい
◆自然言語処理を活用することで半ば自動的にお店の特徴を捉えると同時に、ユーザーがアシスタントに伝える情報・ニーズと組み合わせることで、その人が「いまその瞬間」に行きたい飲食店をオススメすることが可能かもしれない

アシスタントとの対話で情報を探す時代

今年のApple、Google、Facebookの開発者会議でアシスタントプラットフォームが紹介された。インターネットの新しいトレンドとしてアシスタントが生まれようとしている。Amazon Echo, Google Homeなどのスマートスピーカーが注目を浴びているが、重要なのはこれらを動かしているAmazon AlexaやGoogle Assistantなどのアシスタント / 音声認識プラットフォームだ。

食べログはいまモバイルアプリとしてモバイルのスクリーンのなかで存在しており、同時に飲食店をめぐる検索結果の重要な供給者として存在している。モバイルと検索というふたつの要素にいま大きな変化が訪れようとしている。

「それが今後10年なのか、数年なのかはわからないが、ユーザーがいわゆる検索にキーワードを入れて探す世界から、会話で友だちに聞くような感じで『今度ここ行くのだけど、その周辺でおいしい店探してくれる』と聞くと返してくれる世界が主流になってくるのではないかと考えている。Googleの検索でいわゆるプル型みたいなのが、プッシュ型も含めてもっとインタラクティブに会話しながら探していける世界になる」。

「ただそういう世界でも食べログのようなユーザーに紐づいたデータソースは残ると思うので、ユーザーとの接点は検索エンジン、スマホの検索から、インタラクティブなメッセージングツール、会話ツールへと変わってくるが、いわゆる情報の引き出し先は食べログのようなところが残るだろう」。

「我々がそういった情報の接点におけるインタラクティブなエージェントみたいなところのプラットフォームになるかに関しては、熾烈な争いがあり結構大変かもしれない。GoogleやAmazonとうまく食べログが連携する形にするのが今回の戦略のひとつ」。

「たとえばエリアや食べたいジャンルを聞いた上である程度プロフィールの情報からエージェントが『ここら辺が人気ですよ』と提案する。それは従来の検索からインタラクティブ版に置き換わった形。そこが第1フェーズになる」。

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最終更新:7/21(金) 12:30
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