ここから本文です

ミランの「至上命令」はCL行き! 世論調査で“重圧”が明らかに

7/21(金) 18:24配信

SOCCER DIGEST Web

もっとも期待の大きい新戦力はやはりボヌッチ。

 今夏の移籍市場で欧州随一の巨額(約242億円)を投じ、積極的な補強を展開しているのが、今年4月に中国資本となったセリエAの名門ミランだ。すでに10人もの新戦力を獲得しているだけに、周囲の期待も小さくない。
 
 そんな中でイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が7月21日の紙面で、ミランのマーケットに関する世論調査を発表した。対象者は1000名。そのうち64%が、ミランの新戦力がチームのレベルを上げると回答している。ミラン・サポーターに限れば、83%がレベルアップを信じているようだ。
 
 最も期待されているのはやはり、ユベントスから獲得したイタリア代表DFのレオナルド・ボヌッチ。「レベルを上げる」「影響なし」「レベルを下げる」の3項目のうち、78%が「レベルを上げる」を選択した。これは新戦力の中で最も高い数字となる。2番手は「レベルを上げる」が56%だったアルゼンチン代表MFのルーカス・ビグリア(←ラツィオ)だった。
 
 そのボヌッチ獲得で「より得をしたクラブは?」という質問では、全体の35%が「ミランとユーベ」、30%が「ミラン」、17%が「ユーベ」と回答。ただし、ミラニスタに限れば、「ミラン」が54%、「ミランとユーベ」が30%だった。対してユベンティーノは40%が「ミランとユーベ」、28%が「ミラン」、17%が「ユーベ」と回答している。(※その他は「分からない」と回答)
 
 一方で、ファンはボヌッチ獲得以上に、ジャンルイジ・ドンナルンマの残留を高く評価しているようだ。紆余曲折の末に決まった守護神との契約延長がミラン最高の補強か、との問いに対し、52%が「イエス」と回答。「ノー」は30%、「分からない」が18%だった。ミラニスタに限っても、59%が「イエス」と答えている。
 
 もちろん、あまりに大規模な改革だけに、懐疑的な見方があるのも事実だ。新戦力が10人もいればチームが機能するまで一定以上の時間がかかるのは目に見えており、約242億円という大型投資によるファイナンシャル・フェアプレー抵触を心配する声も絶えない。
 
 ミランの補強そのものの評価を問う質問では、全体の37%が「危険な賭け」と回答。「計算したうえでの賭け」が29%、「最高」が16%だけに、危険性が高いと評価されていることが分かる。ただし、ミラニスタに限れば、「最高」が34%、「計算したうえでの賭け」が41%で、「危険な賭け」は15%。やはりと言うべきか、ミランのサポーターはより楽観視しているようだ。(※その他は「分からない」と回答)
 
 だが、懐疑的だろうが、楽観視しようが、これだけの補強を展開してきただけに、求められる水準が高くなるのは否めない。最低限の目標を問う質問では、「1位~4位」が79%と圧倒。ミラニスタに限れば98%と、ほぼすべてのサポーターが、4年連続で逃しているチャンピオンズ・リーグ出場権獲得を“至上命令”としていることが分かった。
 
 今後も新ストライカーの獲得などが有力視されているミランだが、補強すればするほど重圧は増していく。ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督と新チームは、そのプレッシャーに耐え、周囲が求める4位以内という「最低目標」をクリアすることができるだろうか。
 

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

最終更新:7/21(金) 18:24
SOCCER DIGEST Web