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アテレコ界の達人スタッフ集結! 杉田智和ら「SCORPION/スコーピオン シーズン3」声優インタビュー

7/21(金) 13:00配信

ザテレビジョン

7月25日(火)から海外ドラマ専門チャンネル スーパー!ドラマTVで独占日本初放送される「スコーピオン シーズン3」。ウォルター・オブライエン率いるIQ700の天才チーム・スコーピオンが毎回、世界規模の犯罪や数々の難事件を解決していくストーリーだが、日本語吹き替え版ではウォルター役を杉田智和、スコーピオンの渉外係ペイジ・ディニーンを小林沙苗、国土安全保障省捜査官のケイブ・ガロを谷昌樹、凄腕行動心理学者のトビー・カーティス役を福田賢二、機械工学の天才ハッピー・クインを田村聖子、人間計算機的な知能を持つシルヴェスター・ドッドを原田晃が声を担当。メインキャストの吹き替えを務める6人にみどころを聞いてみた。

「SCORPION/スコーピオン シーズン3」

■ 「スコーピオン」の吹き替えにあたって、意識していることは?

田村 一回出来上がっている作品なので、作品の世界観をなるべく壊さないように心掛けています。日本の視聴者の方が観て、伝わりやすい表現を意識していますね。

福田 田村さんがおっしゃったように出来上がっている作品を日本語に直すわけですからね。トビー役のエディ・ケイ・トーマスさんのユーモアあふれるテンションを意識しながら収録しています。

小林 チーム・スコーピオンは、みんな天才ばかりの中、ペイジは凡人。頭のキレるケイブに置いていかれてしまうことが多いので、「どうして?」「なんで?」と、しっかり食いついていく感じを出すようにしています。事件解決に挑むときは、ペイジが埋もれず、みんなについていこうという気持ちで吹き替えしていますね(笑)。

杉田 自分自身、ドラマを観ていて、展開が速い内容だと、字幕を追う余裕がありません。ですので、吹き替え版が制作されると、とても助かりますね。「スコーピオン」の視聴者がよりドラマに入りやすくなればいいなと思って、吹き替えに挑んでいます。

谷 自分がアテレコをやらせてもらうときに目標としているのは、その役者さんがあたかも日本語で話しているように聞こえたらいいなということ。ロバート・パトリックさんがもし日本語で演技をしていたら、「こんな感じだろうな」っていうことを意識してやっていますね。違和感なく、ケイブの気持ちにのっかった日本語が伝わればいいなと。ロバート・パトリックさんの息遣いがわかり始めているので、アテレコ作業は楽しいです。マンネリズムに陥らないように、毎回新鮮にやろうと心掛けている次第です。

原田 みなさんとほぼ同じですね(笑)。継続してやっている作品なので、シーズン3から観ていただいても違和感なく吹き替え版に入ってこられるように心掛けてやっています。

■ シーズン3は、1、2と比べてどのような変化がありますか?

杉田 より各キャラクターのパーソンな部分を掘り下げる内容になっているというのが、素直な印象です。知らなかった一面がわかるのでは。シーズンを長く追っている視聴者としては、嬉しいと思いますよ。ウォルターが実家に帰る話があるんですが、過去に「天才を鼻にかけている!」と誤解を生んで、イジメっ子に殴られていたエピソードが出てくるんです。そういう一面を知ることができるのも、面白いところ。演じる側としても、キャラクターのことがわかって、より好きになりました。

――チーム・スコーピオンは、一見まとまりのないチームに見えますが、事件解決では一致団結して個々の才能を発揮します。みなさんの収録現場でチームワークを発揮されたエピソードを教えてください。

田村 チームワークは常に発揮しているよね?

原田 そうですね。マイクワークは決められた数しかないので、いっせいにしゃべるときは、気を遣いながら上手くマイクを入れていますし。

谷 そうですね。ミキサーさんが、一世を風靡した医療ドラマ「ER緊急救命室」をやっていた方ですから。今はマイク4本が主流なところを当時は3本でやっていたんですよ。手術のシーンで入れ替わり、立ち替わりマイクをさばいていたベテランのミキサーさんが現在「スコーピオン」を担当してくれているので、達人の技を信じてみんなやっています。

■ 吹き替えされているキャラクターの魅力は?

田村 ハッピーは言いたいことをバンバン言うんですけど不器用な性格。本当に言いたいことは言えない、不器用さが可愛いです。シーズン1から比べるといろんなトラウマが解消して、ちょっとずつ変わってきていて、成長しているところも魅力的ですし。普段は仏頂面でぶっきらぼうにしゃべるんですけど、たまに見せる笑顔が可愛いです。一視聴者として観て、好きなところですね。

福田 トビーはスーパーハイテンションなキャラクター。ここまでハイテンションにまくしたてる役はやったことがないのでやっていて、楽しいです。あと、IQは高いのかもしれませんけど、ちょっと抜けていておバカなところも楽しいですね。

小林 ペイジを演じるキャサリン・マクフィーはとても美しい女優さんなので、まず容姿に魅力があると思います。天才チームは、みなさんオタクっぽいところがあるけど、ペイジはひとり能天気で明るいところが可愛らしいですね。もともとはシングルマザーでウエイトレスをやっていたというふつうの人生を送っていたのにスカウトがきっかけで天才チームのまとめ役をやることになって。普通だったら躊躇するところを彼女は、度胸や持ち前の明るさで自分の居場所を作っていくんです。1シーズンでは、自分がまとめていけるか悩んでいて、2シーズンでは今の仕事で自分が必要されていることをみつけて…。さらにシーズン3では、「もっと人間らしく感情を出していいんだよ」って天才たちの相談にのれる女性になったので、すごく魅力的だと思います。

杉田 ウォルターはどんなに計算高くやっていても、結局、体をはってなんとかするという根性論と感情論に身を任せているところが私はシュールで好きです。

谷 ケイブの魅力は、ミスターアメリカ!(笑)。おじさんなんですけど、「いざ誰がやるか?」っていうときに「私がやろう!」って出ていくところがカッコいいですね。頼りになるおじさんなので、やっていてすごく楽しいし、長生きして欲しいなぁって(笑)。

原田 あははは。シルヴェスターの魅力をひとことで言うと……、クマみたいな見た目ですかね(笑)。

■ 収録現場の雰囲気はどんな感じでしょうか?

田村 雰囲気はいいよね。谷さんがゲスト声優さんみんなに話しかけてくれたり、席順を決めてくれたりして。

谷 そうですね。アテレコ作品はディレクターさん、演出家さんで相当左右されるものなんです。「スコーピオン」を担当されている方は、アテレコ界のレジェンド・大物の方なんですね。そのディレクターさんは、テストをあまりやらない録り方なので、我々は助かってますね。普通はテストをして、別撮りを決めて、ダメ出しがあって本番というスタイルなんですよ。でも、初めて台本を持って声を録って、それがよければそのままオンエアされる録り方なのでありがたいです。緊張感はありますけど、「スコーピオン」という作品にはぴったりの現場ではないかと(笑)。

■ 吹き替えで工夫したり、注意していることは?

杉田 感情を揺さぶるような台詞では、役者にも当然、影響が出てくるんです。ということは、おそらく感情がのっているのではないのでしょうか。横で吹き替えをする役者さんの声を聞いて、影響を受けることもあるので、みなさん一緒に集まって掛け合いで録れることがとても幸せなことだなと思っています。

原田 台詞を言ってみて、この言い方だとシルヴェスターとちょっと違うな…と思えばそれをキャラクターの言葉にかえています。難しい言葉も言いやすく、シルヴェスターの言葉にかえれば、しゃべりやすくなりますから。

杉田 それはみんな自然にやっていますね。

――シーズン2のとき、小林さんは「恋愛面において、ウォルターとペイジはこのままつかず離れずいてほしい。変わってほしくない」とおっしゃっていましたが、シーズン3の恋愛面はどうなりそうですか?

小林 シーズン2の最後でウォルターがペイジにチケットを渡してくれるところで終わって、「あっ……遂に!?」と思ったんですけど、そう上手くはいかないシーズン3です(笑)。希望通り、つかず離れずのままです。ウォルターがペイジに対して不器用なところが可愛いなと思っているので、それをもうしばらくは見ていたいですね(笑)。あと、シーズン3ではペイジが母親と何年かぶりに再会するので、そこもみどころのひとつです。

■ 最後にシーズン3を楽しみにしているファンのみなさんにメッセージを。

杉田 ドラマのシリーズが長期化すると過去出てきたキャラクターが再登場するのも楽しみのひとつ。シーズン1で観てきたことが、シーズン3で出てきたりするので、ぜひシーズン1から観ていただけると嬉しいです。もちろんシーズン3からでも大歓迎ですが、ぜひ吹き替えでお願いします。

小林 毎回、様々な事件が起きて、チーム・スコーピオンのメンバーがそれを死ぬ物狂いで解決していくので、その期待を裏切らないエピソードを楽しみにしていただきたいです。ウォルターとペイジの恋愛も少しずつ進展あるかなと思いますので、そこもヤキモキしながら、観てほしいですね(笑)。

谷 犯罪捜査ものは人気作品が目白押しですが、「スコーピオン」は猟奇的でもお色気もないですし、爽やかで老若男女、どなたでも観られます。シーズン3の途中から観ても、どこからでも入れる作品ですので、途中からでもどんどんご覧いただいて。気になったら、また過去から振り返って見ていただけたら。複雑な人間関係も後追いでわかれば大丈夫ですよ(笑)。

福田 シーズン3になっても、ゲスト声優さんは自分の大先輩が多数いらっしゃいます。ひとこと、ふたことで登場する声優さんをチェックする楽しみ方もあると思いますよ。ぜひ観てください、よろしくお願いします。

原田 言おうとしたことを言われてしまいましたが……(笑)。端役で「この人か!」って驚くほど吹き替え声優さんが豪華です。ウォルターとペイジ、ハッピーとトビーの恋愛関係も進展がありますし、シルヴェスターにも新しい展開が待ち受けているので、楽しみにしていてください。

田村 今シーズンもみんなで頭を使って、体を張って事件を解決して、世界を救っていくので見終わった後にスッキリできると思います。ちょっとクスッと笑える場面もありますし、娯楽感満載です。収録現場もいつも笑いながらいい雰囲気で録っているので、ぜひ吹き替え版もご覧いただければと思います。

最終更新:7/21(金) 17:39
ザテレビジョン

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