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長期的に安定配当が狙える高配当株は「不況に強い」「時価総額3000億円以上」など、4つの条件で選べ!将来の減配リスクが小さい、おすすめの大型株とは?

7/21(金) 22:20配信

ダイヤモンド・ザイ

 減配リスクの小さい「高配当株」を長期保有して、安定配当を狙え! 

 ダイヤモンド・ザイの大特集「高配当株投資の新常識! 」では、値上がり益も狙える「攻めの高配当株」と、急落局面で狙いたい「守りの高配当株」を掲載している。

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 今回はその中から、「守りの高配当株」である「減配しない大型有名株」を選ぶための4つの条件と、その条件で抽出した2銘柄を紹介。減配リスクの小さい銘柄を長期保有して安定配当を狙おう! 

長期で保有しても減配しにくい「人気大型株」はどれ?

 「今の日本株には、減配リスクが小さい高配当株が増えている」と、ファンドマネジャーとしての運用経験も豊富な楽天証券経済研究所の窪田真之さんは指摘する。

 「近年、日本企業は配当性向を高めるなど株主重視の姿勢を強め、1990年代には1%を下回っていた東証1部の配当利回りが、現在は2%を上回っています」

 平均利回りが上昇する中、人気大型株の配当利回りも高くなっている。7月5日時点では、「日産自動車(7201)」の4.6%、「キヤノン(7751)」の4.1%、「三井物産(8031)」の3.6%といったように、とても魅力的な利回りになっている。しかし、株の配当利回りは確定利回りではなく、業績が悪化して減配すれば、当然利回りが低下し、株価が急落する可能性がある。それを避けるためには、長期にわたって減配しにくい銘柄を選ぶことが重要だ。

 「安定配当を出せる銘柄を選ぶためには、①不況に強い、②売上高や時価総額が大きい、③借金が少ない、④収益力が高いという、4つの条件を確認しましょう」

 最も重要なのが①と②で、この2つの条件を満たしていれば、配当狙いでの長期保有に向いていると窪田さんは言う。

 「景気が悪くなっても、売上げにあまり影響しない業種で、安定して売上高と利益を確保できる企業であれば、減配リスクは非常に小さい」

NTTドコモは2003年以降、減配ナシ!みずほFGのようなメガバンクも、不況に強い銘柄の仲間入り

 さて、ダイヤモンド・ザイに掲載中の「高配当株投資の新常識! 」特集では、上で挙げた4つの条件にあてはまる5銘柄を紹介している。それらの銘柄は、情報・通信や小売り、サービスなどを展開している不況に強い業種で、不況下でも赤字に陥りにくいため、配当を維持できる可能性が高い。今回は特集に掲載された5銘柄のうち、2銘柄を紹介する。

 「NTTドコモ(9437)」は、携帯販売数の増加に加え、コンテンツ制作や金融事業の業績も拡大。安定した現金収入が見込めることから、減配リスクは小さいといえる。2016年には約4500億円の自社株買いも実施するなど株主還元にも積極的だ。

 「みずほフィナンシャルグループ(8411)」は、メガバンクの中では海外展開で出遅れているが、今後は利益が成長する可能性も。また、配当性向は30%で配当余力がある。銀行は一般的には、景気敏感株だと見られているが、窪田さんはメガバンクは安定した利益を上げることができると見ている。

 「大手銀行株は、財務内容が良好で、安定的に数千億円の純利益を稼げる体質になっています。業務内容や与信先の多様化、グローバル展開を進めていることから、低金利の影響が小さく、長期で安定配当を維持できるでしょう」

 しかし、上述の4条件を満たしていても1銘柄への集中投資は控えるべきだ。

 「どんな優良銘柄でも業績が急速に悪化するリスクはゼロでありません。なるべく複数の銘柄に分散し、買いタイミングも分けるのがおすすめです」

ザイ編集部

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