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やる気が出ない人を変えてしまう5つのコツ

7/21(金) 9:00配信

東洋経済オンライン

 やらなきゃいけないことがある。でも、モチベーションが上がらない。頭の中は「やらなきゃ……やらなきゃ……」という言葉であふれているけれど、なかなか行動に移せない。

 そんなとき、どうすればいいのだろう? 

私たちは「やらなきゃ」と思えば思うほど、反比例して「やりたくなくなってしまう」もの。だから「やろう!」と決意するよりも、「あれ……いつの間にかやってる?」という状態を演出するのが得策でしょう。拙著『図解 モチベーション大百科』でも紹介している“自分でも気づかないうちに、自分の行動を変えてしまう5つのコツ”をお届けします。

■“自分の行動を変える5つのコツ”

 (1)途中までやっておく

 こんな実験があります。コーヒーショップで、スタンプカードが配られる。1回来店するたびにスタンプが1つ押され、10回来店したら、コーヒーが1杯無料になるというもの。

 ・Aチーム

 空欄が10個のスタンプカードが渡される。

 ・Bチーム

 空欄が12個のスタンプカードが渡される。ただ、最初からスタンプが2個押されている。

 【結果】

 「10回来店したら、コーヒーが1杯無料になる」というのは同じだが、Bチームのほうが、Aチームよりも多く、しかも早く来店することがわかりました。 (コロンビア大学 ビジネススクールの実験)

 つまり、私たちは少しでも「始めている」という意識があると、「またやりはじめる」ことが楽になります。きっと、どんな仕事でも同じでしょう。たとえ1分間でもいいから進めておく。すると再びその仕事に向き合ったとき、集中モードに入るまでの時間が速いのです。

 書くのが面倒なメールは、タイトルだけつけておけばいい。 作るのが面倒な企画書は、見出しだけを書いておけばいい。調べるのが面倒なリサーチは、「調べる先」だけをピックアップしておけばいい。そんなふうに新しい仕事がやってきたとき、「とりあえず、少しだけ手をつけておく」ことさえしておけば、どれだけたくさんの仕事に囲まれてもスムーズに対処できるはずです。

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