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ダイムラー社(メルセデス・ベンツ)のディーゼル排ガス不正疑惑。日本の対応は?

7/21(金) 9:55配信

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7月18日、ドイツのダイムラー社が300万台超に達するディーゼル車の自主的なサービスキャンペーンを実施すると発表しました。なお、これはリコールとは異なるもので、対象となるモデルは、2011年以降のユーロ5、ユーロ6対応としていたメルセデス・ベンツのディーゼル車のほぼ全てになるそう。

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現時点では、日本を含めてほかのマーケットではこのサービスキャンペーンは実施しないとしています。ただし、日本での対応については、現在詳細な情報を収集していて、その結果をもって判断する予定と表明しています。



「ほぼ全て」というのは、新型Eクラスなど最新のOM654エンジンが搭載されたモデルは「すでに十分なレベルに達しているため」対象外となっています。



じつは、このサービスキャンペーンは今回が初めてではなく、今年3月にコンパクトカーに搭載されているディーゼルエンジン1機種および V クラスを対象とするNOx排出削減措置(サービスキャンペーン)を実施していました。



今回、サービスキャンペーンの対象モデルを拡大。現在認証を受けていて、ヨーロッパでの基準を満たしているものの、ディーゼルエンジンのソフトウェアをアップデートし、欧州の市街地での実走行のNOx排出量を改善するために実施されるものとしています。

そこで疑問となるのは、認証を受けていて、何の問題なく「シロ」であれば、サービスキャンペーンを実施する必要はなく、その認証が違法なソフトウェアによるもので受けたものではないか? という疑念。

ダイムラー社は、ドイツ・シュツットガルト検察当局より捜査を受けていて、全面的に協力しているそう。捜査中につき、捜査内容についてのコメントは控えるとしていますが、ディーゼルエンジンへの信頼強化のために、今回の措置の実施を決定したそうです。



(塚田勝弘)

最終更新:7/21(金) 9:55
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