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自宅Wi-Fi改善計画 中継機より「Wi-Fiルーター追加」が効果絶大

7/21(金) 12:00配信

日経トレンディネット

 鉄筋コンクリート2階建ての自宅のWi-Fi環境を改善するための方法を解説する企画の最終回。第1回の「自宅のWi-Fiが遅い 解決の第一歩は『電波の可視化』」では、自宅の各部屋のWi-Fi電波強度をスマホアプリでビジュアル的に確認する方法を解説。第2回の「高速Wi-Fiルーターを導入するだけでは速くならない?」では、Wi-Fiルーターを1733Mbps対応の高速タイプに置き換えることで速くなるかどうかを検証した。前回の「改善効果バツグン Wi-Fi中継機はどこに設置する?」では、Wi-Fi中継機を追加で設置することでWi-Fiルーターから離れた部屋の通信状況がどこまで改善できるかを試してみた。

【関連画像】左から太さ6mm、3.8mm、2.4mmのLANケーブル。右端は、太さの参考に用意したiPhoneの純正Lightningケーブル。3.8mm径のLANケーブルはサンワサプライの「LA-SL6」シリーズ。コネクターの形状も扱いやすく、筆者の常用品となっている。2.4mm径のLANケーブルは、ミヨシの「TWS-U」シリーズ。コネクターも極小となっており、やや抜き差しがしにくいのが難点といえる

 Wi-Fi中継機の追加で明確に改善が図れたのだが、我が家の階段付近にはコンセントがなく、延長タップを無理矢理引っ張ってきて中継機を設置するという状態でのテストとなった。見た目も悪く、これではとても常設には向かない。太い電源ケーブルを引っ張り回して階段近くにコンセントを追加するのはスマートではないし、手間がかかってしまう。

 そこで筆者が思いついたのが、1階からLANケーブルを引っ張ってきて、2階に別のWi-Fiルーターを追加するという手だ。

●1階からLANケーブルを引っ張って、2階に別のWi-Fiルーターを追加

 2階にWi-Fiルーターを設置するには、LANケーブルを1階から引っ張ってくる必要がある。だが、調べてみると最近は細いLANケーブルがいくつも市販されており、太い電源ケーブルを引っ張り回して階段に中継機用のコンセントを確保するよりも簡単かつ見た目もスマートではないか、と筆者は考えたのだ。

 筆者の手元にあったLANケーブルは太さ3.8mmだが、これでも仕事部屋のドアの隙間からケーブルを外に配線できた。長さ10m、壁と同じ白色という条件で探してみると、太さ2.4mmのLANケーブルが市販されていた。iPhoneの充電ケーブル(Lightningケーブル)の実測が2.6mmなのでそれよりも細いほどで、「きしめんタイプ」とも呼ばれるフラットタイプのLANケーブルよりも取り回しは楽だ。

 自宅にLANケーブルを引き回したくないからWi-Fiを導入するのが普通なので、いささか本末転倒な方法ともいえる。ともあれ、実際に10mのLANケーブルを2階まで配線し、2階廊下の収納スペースに市販のWi-Fiルーターを設置してみた。2階までLANケーブルを配線するのは苦労するかと思ったが意外にスムーズにいき、30分もかからずに作業は終了した。

 2階に設置したWi-FiルーターのSSIDは、仕事部屋に設置されているNURO光のルーターと同じ設定にしたので、2階の端末は電波の強い2階に設置したWi-Fiルーターに自動的につながる。これまでのように、1階で11ac(5GHz)に接続して2階に移動すると、知らないうちに11n(2.4GHz)につながっていたり、Wi-Fi接続が切れてNTTドコモのLTE回線につながってしまう、ということはなくなった。

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