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ゆでて!炒めて!揚げて! 鮮度抜群 【香港流シーフード三昧】<ツレヅレハナコの香港・台湾食いだおれ記>

7/22(土) 6:01配信

幻冬舎plus

ツレヅレハナコ

 海に囲まれた香港に来たならば、やっぱり海鮮を食べたい! 
という話を留美子さんにしたところ、
「もちろん、いいところがあるわよー。香港に来たなら金山に行かなきゃ」
だそうなので、喜んでついていきます。
この夕食から、友人のS夫妻も合流!  胃袋が4つになって頼もしい(胃袋呼ばわり)! 

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 そのお店こそ「金山海鮮酒家」。
店頭には水槽に入った魚介がズラリと並び、新鮮そのもの。

 店に入ると、またしても地元民の皆様がワイワイ卓を囲んでいます。
やっぱり、この活気がなくちゃねー! 

 オーダーする前に、まずは「お酒、持ち込みたいんだけど!」と
すかさず店員さんを呼び止める留美子さん。
そうなのです、こちらは持ち込みOK! 
そろそろワインに飢えてきたので、
最近増えてきたというワインショップで事前に購入済み~。
ちゃんとバケツと氷を用意してくれるのありがたや。

 「ここで食べるべきは決まっているので、注文していい?」
もちろんですとも! 

 まずは、超シンプルにゆでただけの海老。
いやいや、まさにこういうのが食べたかった…。
パリッと皮をむけば、とろりと甘い身とみそ。
そこに、辛みの効いたしょうゆだれを漬けて食べます。
「身が甘すぎて、塩だけでもイイねー!」とか言い出すのがわれわれ日本人の宿命。
(このタレがおいしいのでぜひ! 笑)

 こちらのスペシャリテのひとつだという、マテ貝の豆鼓炒め。
鮮度命の貝だけに、臭みはいっさいなし! 
プリッとした大粒の身を豆鼓で甘辛く炒めてあります。
火入れは一瞬なんだろうけど、絶妙の加減だなあ…。うう、ワイン!! 

 「蝦蛄もおいしいよ。ゆでずに揚げるの!」だそうで、
出てきたのは揚げ蝦蛄!  へー! 

 カリッと殻ごと揚げたものに、塩、白こしょう、そして、ガーリックチップ……。
手をべたべたにしながらキッチンばさみで殻をはずし、
まわりの香辛料を肉厚の身にまぶしながら食べるべし。
あっさりした蝦蛄の身にパンチのある香辛料が加わって、
これまで食べたことのない蝦蛄料理! 

 もうひとつ、揚げ物。白魚の中華風フリットを! 
薄いころもで揚げてあるのですが、食べるとふわっと五香粉が香る。
鮮度がいいので、ただ揚げただけでもめちゃうま。
うーん、ビールに戻りたくなっちゃうわー。

 空芯菜をはさみつつ、やってきたのは蒸し帆立のにんにく春雨和え。

 一見、普通の帆立料理なのですが、ポイントは春雨! 
蒸すときに加える絶品スープと、帆立から出ただしを吸い込んだ春雨こそ、
この料理の主役なのです。

 海鮮なのでいくらでもいけると言いつつ、次々に料理を片づける我々。
改めて、香港は人数が多いと食べられる数が全然違う! 

 この後、某5つ星ホテルのバーに行くのですが、うーむ…微妙であった…。
アジアのホテルのバーに行くたびに遭遇する、
「BGMは生演奏の爆音エリック・クラプトン」的なセンス、
高級ホテルほどその傾向にあるような。
もういっそ、新しくやっているバーの方が相性いいのかもねえと話しつつも、
結局0時まで飲む我々でした……。


■ツレヅレハナコ
2004年5月より食をテーマにしたホームページ「ツレヅレハナコ」を開設(現在はブログに移行)。以降、100万view超えのブログ、ツイッター、インスタグラムなどで個人的な食情報を紹介し続けている。角打ちからビストロ、自作弁当からホームパーティまで、外食・自炊ともに食への欲望は尽きず。それでも、「目玉焼きをつまみながら家で飲むお酒がサイコーだな」と日々思う家飲み好き。

ブログ「ツレヅレハナコ」 http://turehana.exblog.jp/
ツイッター @turehana
インスタグラム turehana1

はじめての著書となる本書は、SOLOで連載中の「ツレヅレハナコの夜のひとり呑みレシピ」を大幅に加筆修正。レシピだけでなく、お勧めのお手軽ワインや香味野菜を長持ちさせる方法など読み応えたっぷりのコラムも多数収録しています。

最終更新:7/22(土) 6:01
幻冬舎plus