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7つのキーワードで読み解く最新腕時計の選び方

7/22(土) 7:10配信

@DIME

次々に生み出される先進技術により、ますます便利に、そして複雑になる腕時計の世界。今理解しておくべき7つのキーワードをもとに、その最新トレンドに迫る。

【 KEYWORD 01 】Bluetooth

シチズン『シチズン エコ・ドライブ Bluetooth』10万円

スーパーチタニウムTMケース&バンドを使った、アナログタイプのBluetooth対応モデル。スマホからの通知は、針の動きや音、振動で知らせてくれる。ケース径44.4mm、10気圧防水。

◎光発電機能によりケーブルでの充電不要

 腕時計が、スマートウオッチへと進化する道を切り開いたBluetooth技術。ただ、Bluetoothをはじめとする各種電子装置が省電力化を果たしたとはいえ、フルディスプレイタイプでは毎日、そうでないタイプでも数日から数週間おきの充電が必要だ。一般的なクオーツ時計でも2年は電池が持つことを考えると、頻繁な充電という新たな手間に戸惑う人は多い。しかし、この『シチズン エコ・ドライブ Bluetooth』には光発電エコ・ドライブが搭載され、一度のフル充電でパワーセーブ作動時最大約4年もの稼働を実現した。室内のわずかな光でも電気エネルギーに換え、さらに余った電気を2次電池に蓄えることにより、ケーブルによる充電なしにスマホと連携しての各種機能を利用できる。また、公式アプリの完成度が高いのも特徴だ。スマホから世界316都市の時刻設定(ローカルタイム)、光による発電量の可視化、フィルタリング機能つきでの着信やメール、LINEの通知設定など、利便性を大きく向上させる機能を装備。よりスマートに、時計の先進性が味わえる。

[ココに注目!]専用アプリとの連携で光による発電量が見える!
「ライトレベル インディケーター」では、これまで目に見えていなかった光発電の具合を日、週、月ごとにグラフで表示できる。

[ココに注目!]地図をタップ&入力で316都市の時刻とつながる
世界316都市の現在時刻(ローカルタイム)に修正可能。時計本体のみでも設定できるが、アプリ経由のほうが操作しやすい。

「電力不足の心配無用でBluetoothを駆使した機能を気軽に味わえる!」
時計ライター 大野高広さん

【 KEYWORD 02 】リングアンテナ

セイコー『アストロン ジウジアーロ・デザイン SBXB121』30万円

さりげないイタリアンカラーや立体的なダイヤルリングなどが特徴のGPSソーラーウオッチ。一部にセラミックを使ったチタンケースを採用。限定3000本。ケース径46.3mm、10気圧防水。

◎傾きを問わず的確に電波を受信できる

 GPS衛星電波による時刻修正機能の普及に大きく貢献した、セイコーのアストロンシリーズ。緯度・経度・高度を特定し、現在地の正しい時刻情報をすばやく取得するために重要な役割を果たしているのが、セイコー独自の高感度アンテナ「リングアンテナ」だ。その名のとおりリング形状をしたアンテナで、ベゼル直下に格納されている。そうした形状ゆえ、時計がどのように傾いた状態でもGPS衛星電波を受信しやすく、持ち主の姿勢や移動/静止中いかんを問わずに抜群の受信性能を発揮できるのが特徴だ。さらに、太陽光が当たってから5秒以内、太陽光が検知できなかった場合は前回の強制受信成功時刻に自動受信を開始する「スマートセンサー」も優れた機能で、ユーザーが気づかないうちに正確な時刻に修正してくれる。先進性は見た目にも表われており、今作ではカー&インダストリアル界を牽引する、ジウジアーロ・デザインによって独創性あふれるデザインに仕上げられた。GPS衛星電波時計=アストロンの図式は、当分揺らぎそうにない。

[ココに注目!]環境&姿勢を問わない高感度な独自受信機構!
ベゼル下に仕込まれた「リングアンテナ」が上空約2万kmに周回するGPS衛星から電波を受信。世界のどこにいても正しい時刻に。

[ココに注目!]傑作モデルに敬意を払った左右非対称の完全新作!
83年登場のドライバー向けモデルがモチーフ。ステアリングを握った際もストップウオッチが操作しやすい非対称デザインは健在。

「これがあるからどんな環境や姿勢でも受信できるんです!」
時計ライター 川口哲郎さん

【 KEYWORD 03 】3WAY

G-SHOCK『MASTER OF G GRAVITYMASTER GPW-2000』10万円

衝撃・遠心重力・振動の3つの重力加速度に耐える「トリプルGレジスト」搭載。時刻や位置を記録できるフライトログ機能も備える。ケース径57.2mm、20気圧防水。

◎先進的な3つの時刻修正技術を集約

 正確なことは、時計の基本性能。世界数か所にある基地局からの電波を拾う「標準電波」が王道だが、昨今では宇宙から「GPS衛星電波」を受信する機能や「Bluetooth」で連携させたスマホから時刻情報を取得する方法も登場している。このG-SHOCKでは、それら3つの時刻修正技術を世界で初めて1つに集約した「Connected エンジン 3-way」を搭載。サマータイムはもちろん、国策によるタイムゾーンの変更といった最新情報にも対応し、世界中のどこでも正しい時間を取得できる。

[ココに注目!]標準電波、GPS、Bluetooth対応で時刻修正がより正確に
最新モジュールでは、標準電波、GPS、Bluetoothの各種パーツを搭載。小型化や省電力化の実現が、開発を成功に導いた。

「どんな辺境にいても正しい時刻がわかります!」
ライター 岡藤充泰さん

【 KEYWORD 04 】タッチセンサー

ティソ『T-タッチ エキスパート ソーラー NBA スペシャルエディション』12万6000円

NBAとのパートナーシップを記念したモデル。画面下にデジタル表示があり、アナログ針と合わせて各種情報を表示する。ソーラー対応。ケース径45mm、10気圧防水。

◎簡単操作で多機能を使いこなしやすい

 スマートウオッチの隆盛で、タッチ操作する腕時計が増え始めているが、世界で初めてタッチセンサー内蔵時計を開発したのがティソの『T-タッチ』だ。タッチする画面の位置により、晴雨計、高度計、コンパスなどの機能をカンタンに呼び出せる仕組み。これにより、多機能ながらボタンの数は3つと少ない。さらにこのソーラーモデルなら、15分間の光の投射で1日分の充電ができ、フル充電で約1年間のパワーリザーブもできるため、電池切れの心配も不要だ。

[ココに注目!]20に及ぶ機能を集約しながら快適な操作性も追求
タッチ範囲は、画面中央と外周部6か所の合計7か所に区分。タッチすると、インナーリングに表示された機能が呼び出される仕組みだ。

「直感的に操作できるのがタッチ操作の魅力です!」
ライター 宮嶋将良さん

◎画期的なアイデアで時計の使い方を新提案

 これまでの考えを打ち破る、画期的なモデルも続々登場している。ガーミンの『ヴィヴォムーヴ』は高精度なライフログ機能と時計を融合させ、省電力設計により充電なしで約1年間の駆動を可能にした。スカーゲンの『ハーゲンコネクテッド』はアナログデザインながらスマートウオッチ機能を搭載させ、新たなスタイルを創造。モノローグの『カスタムオーダーウォッチ』は、購入した後からでも一部パーツをカスタムできるサービスを導入。それぞれに新しい時計とのつきあい方を提案している。

【 KEYWORD 05 】ライフログ

ガーミン『ヴィヴォムーヴ(コスモポリタン)』3万371円

活動量計機能を備え、インジケーターで状況を表示。詳細はスマホでチェックできる。上品なデザインで、日常的な装着を容易にした。ケース径42mm、5気圧防水。

[ココに注目!]ムーブバーが継続的なアクティビティーを促す
一定時間以上動いていないと、赤いバーが運動を催促する。

「約1年間も充電の手間なくライフログを取得できます!」
ライター 横山博之さん

【 KEYWORD 06 】ハイブリッド

スカーゲン『ハーゲンコネクテッド ハイブリッドスマートウォッチ』3万1000円

スマートウオッチとアナログを上手にハイブリッド。歩数目標達成度や着信・SNS通知を針とバイブで表現し、最長6か月の電池寿命を実現した。ケース径42mm、3気圧防水。

[ココに注目!]毎日の充電は不要で手間なくスマホ連携
スマホと連携した各種情報は、9時位置のインダイヤルで表現する。

「先進機能を宿しながら旧来の腕時計の良さがあります!」
スタイリスト 小孫一希さん

【 KEYWORD 07 】アフターカスタマイズ

モノローグ『カスタムオーダーウォッチ』2万5800円~

約3万通りの組み合わせを実現。後日に一部パーツを変更する「アフターカスタマイズ」(5000円~)もできる。日本製で質も高い。ケース径30/36/40mm、3気圧防水。

[ココに注目!]オーダー時はもちろん購入後のフルカスタムも!
ケース径や色、文字盤、針、ベルトは購入後の追加カスタムも!

「買った後でもカスタマイズできるのは新しい!」

文/編集部

※記事内のデータ等については取材時のものです。

@DIME編集部

最終更新:7/22(土) 7:10
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