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「少年フェデラー」の肖像― 最愛の母が故郷メディアに語った素顔とは?

7/22(土) 10:28配信

THE ANSWER

母リネットさんが明かす少年時代「当時サッカーはテニスと同じくらい上手だった」

 テニス男子のロジャー・フェデラー(スイス)は、先のウィンブルドンで大会史上最多となる8度目の頂点に立ち、自身が持つグランドスラムの最多優勝記録を19に塗り替えた。来月8日に36歳の誕生日を迎える“芝の帝王”はどんな少年時代を過ごし、輝かしい現在への階段を上っていったのだろうか。「少年フェデラー」の横顔について、南アフリカメディアの「アイウィットネス・ニュース」が報じている。

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 フェデラーの母親リネットさんは、南アフリカのヨハネスブルク出身。このたび訪問したケープタウンで地元メディアの取材に応じた。

 最愛の母によれば、少年時代は「彼は全てのスポーツに万能で、特にサッカーに関しては当時テニスと同じくらい上手だった」そうだが、14歳の時にテニスでの成功を求めてプロ転向を決意したという。

「14歳で彼は家を出て、学校での勉強を最小限にしてスイスのテニスセンターに入ることを決めた。そして、プロテニス選手としてのキャリアをスタートさせたの。自分だけで決断したけれど、それは難しいことだと思うわ」

 スイスが誇る偉大なるチャンピオンも、当時は今とは違った一面が顔をのぞかせていたようだ。

野心家で負けず嫌いゆえ、かつては“バッドルーザー”だったことも…

「彼はとても野心家でした。負けることが大嫌いで、史上最悪と言っていいぐらいの“バッドルーザー”でした。それも大きすぎる野心ゆえ、と私は考えていました。ある年代に差し掛かると、彼自身も『これはとんでもなかった』と振り返ったようでしたが、ただひたすら『完璧な試合をしたい』という一心だと思います。彼はあまりに活動的だったので、
普段からヘトヘトになっているような子供でした」

 リネットさんは記事でこう振り返った。

 今やスポーツ界屈指のジェントルマンとして知られるフェデラーも、若き日はラケット破壊や審判への抗議など“悪童”として名を馳せた。勝負への強烈なこだわりが、過去のフェデラーのマナーの悪さの要因になっていたのでは、と母の視点から分析している。

 2012年のウィンブルドン優勝を最後に、グランドスラムのタイトルから遠ざかっていたフェデラーは昨年、膝の内視鏡手術を受けるなど膝や腰に爆弾を抱え、後半戦のツアーを欠場した。しかし、今季は全豪オープン、ウィンブルドンとすでに2勝を挙げるなど完全復活。35歳にして全盛期に勝るとも劣らない強さを見せつけている。

 その根源には、幼少時代から示していた極度の負けず嫌い、強固な決断力があるのかもしれない。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/25(火) 11:03
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