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【派遣女子・更新なし】理系彼氏に「ホイ卒」とバカにされる、大学デビューの真面目女子。厳しすぎる親からの解放

7/22(土) 13:00配信

Suits-woman.jp

パートやアルバイトというような非正規雇用が増え続けている現代。いわゆるフリーターと呼ばれているアルバイトやパート以外に、女性に多いのが派遣社員という働き方。「派遣社員」とは、派遣会社が雇用主となり、派遣先に就業に行く契約となり派遣先となる職種や業種もバラバラです。そのため、思ってもいないトラブルも起きがち。

自ら望んで正社員ではなく、非正規雇用を選んでいる場合もありますが、だいたいは正社員の職に就けなかったため仕方なくというケース。しかし、派遣社員のままずるずると30代、40代を迎えている女性も少なくありません。

出られるようで、出られない派遣スパイラル。派遣から正社員へとステップアップできずに、ずるずると職場を渡り歩いている「Tightrope walking(綱渡り)」ならぬ「Tightrope working」と言える派遣女子たち。「どうして正社員になれないのか」「派遣社員を選んでいるのか」を、彼女たちの証言から検証していこうと思います。

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今回は、都内で派遣社員として働いている近藤佐紀さん(仮名・23歳)にお話を伺いました。佐紀さんは、少し明るめのストレートボブに、耳元にはフープになっているピアスを合わせていました。前身ごろがスキッパーになっているフレンチスリーブのベージュブラウスに、ハイウエストでリボンで結ぶタイプの黒のワイドパンツを合わせていました。足元はオープントゥのサンダルに、グレーのペディキュアが似合っていました。

「ホイ卒って知っています?ネット民の彼氏が私のこと、そう言うんですよ」

ホイ卒とは、保育園を卒園している人のことで、幼稚園を卒園している場合は幼卒と呼ばれている。いわゆるネットスラングで、家庭環境などの違いから幼卒の方が学力や、家柄などが上だという風な例えとして使われているそうです。

「彼氏が、フラッシュ暗算とか、読み書きの勉強をする幼稚園を出ていて。周りも国立の小学校受験するような地域だったみたいなんですよ。だから、私の保育園卒っていうの、バカにするんですよね」

彼女は、新卒で入社した会社を3か月で退社しています。

「私は、地方出身者な上に、資格なしの文系女子で。就活も行き詰ったので、行きたい業種とかじゃなくて、初心者でも入社可能なSEを募集している企業を探したんですよ。文系SEなら、仕事があるかなって思って。それが失敗でしたね」

今は派遣社員として働いている佐紀さんは、岐阜県で生まれ育ちました。

「岐阜ってすごくマイナーな土地なんですよ。出身地を聞かれても“よくわからない”って言われることが多くて。でも、訛りが出るから地方出身ってばれてしまうので、面倒なときとかは“愛知県”って答えてしまったり」

父も母も、岐阜県が地元で東京にも数回しか来たことがないような人たちだった。

「父は警察官で、母は地元の自動車学校の受付をしていました。5歳年の離れた兄もいるのですが、地元で消防士やっています」

警察官だった父は、職業柄、家でも厳しく怖かったといいます。

「もともと父は剣道をやっていて、私も中学まで習わされたんですよ。道着は重いし、夏は暑くて倒れそうだし。辞めたいと言っても辞めさせてもらえなくて、練習に行ったふりをしてさぼったんですよ。そうしたら、「恥をかかすな」ってむちゃくちゃ父に怒られて。さすがに竹刀で叩かれたりはしなかったですが、怖かったですね」

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最終更新:7/22(土) 13:00
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