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47都道府県「県民性あるある」を描いた擬人化コミックが”あるあるすぎる”と話題に!!

7/22(土) 20:00配信

ダ・ヴィンチニュース

 自分にとっては当たり前のことでも、引っ越して土地が変わると驚かれたり、逆に驚いたりとカルチャーショックを受けることが多々ある。こういった県民性の違いは、言語や性格、食文化など様々なところに見受けられ、TVや雑誌、アニメなどで日々注目を集めている。そんな県民性の違いを描いた、『うちのトコでは』(もぐら/飛鳥新社)という漫画がある。現在5巻まで刊行されており、累計発行部数は35万部を突破している人気コミックだ。

 本書は、都道府県がその土地に合った性格のキャラクターに擬人化され、それぞれがその土地の紹介をしたり、方言でお喋りしたりと個性豊かに描かれているのが特徴。また、キャラクターたちの設定もしっかりとしており、巻頭では全キャラクターの自己紹介もなされている。さらに4巻で人気キャラを決めるべく投票が行われ、5巻ではその結果も発表された。

 こういった県民擬人化でまず気になるのは、自身の出身地などゆかりのある地域だろう。筆者の場合、宮崎生まれの神戸育ちで、現在は東京に住んでいる。宮崎の“明るくのんびりゆったり”で“細かいことを気にしない”のに、“やり返すなら倍返し”という性格、神戸の“山側、海側”という概念や給食で出てくる“とくれんのゼリー(半解凍)”には、「分かる!! 本当それ!!」「あるある!」と強くうなずきたくなる。

 べつに特別地元愛が強いわけではないはずなのだが、こういった“地元あるある”を見つけると嬉しくなるから不思議だ。それと同時に、筆者にとってあまり身近ではない東北や北海道の県民性を知り、身の回りの東北人を思い浮かべて妙に納得してしまった。もちろん県民性が全ての人に当てはまるわけではないが、しかしある程度の傾向はあるように思う。

 神戸では散々「関西人っぽくない」と言われていた筆者だが、東京にきてみると「さすが関西人(笑)」と言われるのだ。何だかんだで自分の育ってきた地が好きだし、少なからず染まっているのだろう。そして上京前は、生粋の東京人はもっとちゃきちゃきしていると思っていたのだが、実際は洗練されていながらも意外にマイペースな人が多いように思う。まさに本書の東京のような性格だ。コメディタッチにデフォルメされているが、この本、実はかなり的を射ていると感じた。

 この『うちのトコでは』を読んでいると、そういった地方の特色や他との違いを空気ごと感じることができ、理解を深めることができる。出身地の違う友人で集まって、本書のキャラクターたちを見ながらそれぞれの出身地について語り合うのも楽しそうだ。今後もどんなネタが登場するのか楽しみだ。

文=月乃雫

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