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19世紀末の日本と倫敦をまたぐ壮大な大法廷活劇! 新プロジェクト『大逆転裁判』の続編が登場

7/23(日) 8:50配信

週刊SPA!

◆ゲームコラムニスト・卯月鮎の絶対夢中★ゲーム&アプリ週報

【大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-】

⇒プレイ画面

3DS/カプコン/パッケージ版5800円+税、DL版5546円+税/8月3日発売予定

◆レトロな雰囲気がたまらない『大逆転裁判』

 明治の日本とヴィクトリア朝の大英帝国・倫敦を舞台にした『大逆転裁判2』が、8月3日に発売されます。タイトルからもわかるように『大逆転裁判』は、人気作『逆転裁判』シリーズの新プロジェクト作。まずは簡単に『逆転裁判』の歴史を振り返っておきましょう。

『逆転裁判』は、2001年にゲームボーイアドバンスで発売された法廷を舞台にした推理アドベンチャーゲーム。プレイヤーは弁護士の成歩堂龍一となって法廷に立ち、依頼人の無実を証明していきます。

 ファミコン時代はこうしたテキスト系の推理アドベンチャーはメジャーな存在でしたが、2001年当時は下火。初代『逆転裁判』もジャンルのファンには良作とされましたが、大ブレイクとはいきませんでした。

 それが、『2』『3』とシリーズを重ねるうちに口コミで広まり、人気もうなぎのぼりに。絶体絶命の状況から鮮やかに逆転する爽快さ、「異議あり!」「待った!」が入り乱れる白熱の裁判シーン、クセの強いコミカルな登場人物たち……。重々しい推理アドベンチャーをポップなエンタメ作に変えたのが『逆転裁判』シリーズでした。その後、実写映画化やTVアニメ化、また宝塚歌劇や舞台化など、ゲームを飛び出してさまざまなメディアでフィーチャーされています。

 その『逆転裁判』の新プロジェクトとして2015年にリリースされたのが『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』。なんと時代を19世紀末に移し、成歩堂龍一の先祖である成歩堂龍ノ介があの名探偵シャーロック・ホームズらとともに事件の真相に迫ります。文明開化の香り漂う明治の日本と霧に覆われた倫敦のレトロな雰囲気が好きな人にはたまらない一作です。

◆すべての謎が今、解き明かされる

 続編である『大逆転裁判2』は、前作のラストから数ヵ月が経ったある日から物語が始まります。大英帝国と大日本帝国の国交関係が緊迫するなか、英国からの留学生女史が海辺の小屋で刺殺され、現場にいた女学生が逮捕されてしまいます。無実を訴えるこの女学生を救うため、弁護士として立ち上がったのは、龍ノ介のイトコ・成歩堂龍太郎でした!? この事件の冒頭部分は、公式サイトやニンテンドー3DSの体験版として遊べます。

 一方、倫敦では、今世紀最後にして最大の万国博覧会がいよいよ開催されます。華やかな万国博覧会の裏では、“瞬間移動”の公開実験中に起きた「科学実験爆発事件」、見せ物小屋から人気の蝋人形が消えた「蝋人形誘拐事件」など奇妙な難事件が発生します……。いつにもまして続きが気になるストーリー展開です。

 システムは前作を踏襲しています。「探偵パート」では、関係者から情報を集めたり、現場を調査したりして証拠品を集めます。このあたりは古き良き推理アドベンチャーという感じですね。ポイントはホームズとの「共同推理」。ホームズは鋭すぎる観察力で奔放な“超推理”を展開するので、ムジュンにツッコミを入れて修正し、推理を正しく導いていきます。

 そして法廷パートでは、『逆転裁判』と同様、証人のウソやムジュンに証拠品をつきつけて真実を暴き、依頼人の無罪を明らかにします。『大逆転裁判』シリーズでは「陪審バトル」も特徴。倫敦の法廷では陪審員制度が採用されていて、6人の陪審員たちが裁判に参加します。依頼人を有罪と決めつける彼らを説得しましょう。

 四文字熟語で決めポーズをする夏目漱石を筆頭に、前作で物語を彩った濃いキャラたちが『2』でも再び顔を見せます。今回も逆転に次ぐ逆転の連続! 日本と倫敦、2つの地をまたぐ壮大な物語の結末はいかに?

【卯月鮎】

ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲームの紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。著作には『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)がある。ディファレンス エンジン

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日刊SPA!

最終更新:7/23(日) 8:50
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