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「サイコウ」は最高である──Y-3 2018年春夏コレクション

7/24(月) 12:10配信

GQ JAPAN

とってもヨージな雰囲気と、とってもアディダスな「3本線」。

とことん快適。そしてエレガント。しかもごく自然。Y-3の14年の歴史のなかでも、ベスト・オブ・ベストと言えるのではないか。タンクトップ型のトラックスーツに、テーラードのコートが、あまりによく似合う。この軽量コートの力の抜き加減、パンツのポケットに手を差し込みやすくした、トップスのサイドスリット。全てが計算しつくされているのに、作為はまったく感じられない。

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そう、まるで山本耀司氏自身が、デビュー当時くらいの若さになって、ふらりと現れた、という雰囲気。氏は毎日、愛犬(秋田犬のリンちゃん)と、一時間は散歩をすると語るが、まさに、そういう時はこんな風かも、と思わせるようなスタイリングなのだ。

それでいて、むろんとっても「スポーツ」であり、同時に大変「アディダス」である。なぜなら今回は久々に、ストライプの色が「白」なのである。アディダスの古典「白の3本線」も現れて、その忠実さに嬉しくなってしまう。なのに、そこにシワ加工のコートを重ねる。そして、Tシャツはロング丈……。これぞ、ストリートはこうでなくちゃね、という見本のようなもの。

今回はボトムスのバリエーションも素晴らしい。ワイドなクロップドパンツの裾を絞った、ドレープ感のあるサルエル型、布帛のパンツのウエストを、あえて紐使いにしたテーパード型、キュロット型のワイドひざ丈パンツ.どれも、なぜか凄く履きやすそうである。

アイシー(氷)グレーやホワイトのコーディネイト、Y-3ではおなじみの服飾図案家、林大史によるブルーのボタニカルプリント。そして、「スベロウ」「サイコウ」「クサリ」と名付けられたスニーカーたちも、最高である。

Chiyumi Hioki

最終更新:7/24(月) 12:10
GQ JAPAN

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