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イーロン・マスク氏はもうトンネル掘削をスタートさせている

7/24(月) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

Inc.:イーロン・マスク氏はこれまで、自身が手がける最新のベンチャー「The Boring Company」について、ただのギミックではないと言い続けるだけで、具体的なビジネスプランを語ることはありませんでした。どうやら、彼の最初のプロジェクトは、SpaceXの駐車場の下を掘削し、トンネル掘削機が入るだけの広さと深さのある穴を空けることだったようです。それから、マシンは水平方向に地下トンネルを掘っていくのでしょう。

【画像】イーロン・マスク氏はもうトンネル掘削をスタートさせている

先日、SpaceXの社員がInstagramに、The Boring Companyのロゴが描かれた、巨大なトンネル掘削機の写真を投稿しました。この投稿の第一発見者はBusiness Insiderです。写真はすぐに投稿した本人によって削除されましたが、すでにインターネット中に出回ってしまいました。

マスク氏は、地下交通が未来の移動手段であると訴えています。まるで、ほかのパワフルなテック系起業家たちが、空を見上げてそう言うようにです。25日、Uberは、通常の料金で利用できる空飛ぶタクシーのネットワークの構想を発表しました。Googleの共同創設者ラリー・ペイジ氏は、現在、空飛ぶ自動車のスタートアップ2社、Zee.AeroとKitty Hawkに投資しており、後者は先日、実際に飛行する動画を公開しました。

空の交通のほうがエキサイティングかもしれませんが、マスク氏は古き善きトンネル方式が交通渋滞のより良い解決手段であると主張しています。空の交通は、技術的なハードルだけでなく、厳しい規制の問題にも直面しています。規制緩和を求めて絶え間なくロビー活動を行っているにもかかわらず、現在、米国の企業は、連邦航空局が定める厳しい規則を遵守せずには、どんなに軽いドローンも飛ばすことができない状態にあります。夜間に飛ばしてはいけない、人の上を飛んではいけない、飛行できるのは操縦者が目視できる範囲に留まる、といった規制がかけられています。

一方、地下トンネルは数十年前からある技術を使って建造できるうえ、政府による規制もかなりゆるくなっています。マスク氏は、より高速で効率的な掘削機を新たに開発したいと考えています。同氏は、2月、Bloombergに対して、最大で30層にもなるトンネルネットワークを構築する構想があることを明かしました。2013年に概要が発表され、現在いくつかの企業が開発を競っている高速ハイパーループを合わせると、自動車と長距離列車の両方が、地下を走ることができるようになります。

マスク氏は、昨年12月、一連のツイートを投稿し、この地下トンネルのアイデアを世界に発進しました。

The Boring Companyに現在、マスク氏以外に社員がいるのか、また、トンネル掘削機をいつから稼働させるのかは明らかになっていません。しかし、駐車場に空けられた大きな穴と、ロゴマークがついた掘削機が確認できたことからすると、同社は悪くないスタートを切っているようです。

Elon Musk Is Already Starting to Build His Tunnel Boring Company|Inc.

Kevin J. Ryan(訳:伊藤貴之)

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