ここから本文です

インフルエンサーとの「付き合い方」の現状:要点まとめ

7/24(月) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

インフルエンサーマーケティングが拡大している。

いまや、それは単なる広告主とソーシャルスターのあいだのビジネス取引ではなくなった。エージェント、プラットフォーム、台頭するセルフサービスのあいだで、ブランドのインフルエンサーとのつき合い方が複雑化している。

ブランドの取り組み方法のすべてを以下に細かく説明していきたい。

ビジネスモデル

・下手な鉄砲も数撃てば当たる:コンテンツを制作してくれることを期待して、ブランドはインフルエンサーたちに商品を送る。コレクティブリー(Collectively)の共同設立者であるアレクサ・トナー氏によると、そのアプローチは、インフルエンサーコミュニティで嘲笑されるリスクを冒すことになる。

・プロダクション:マーケターはソーシャルスターたちに、ストーリーボードを含むクリエイティブについて具体的な依頼交渉をする。インフルエンサーはそのリクエストを満たし、動画、ストーリーテリング、写真などのコンテンツを自身のブログやソーシャルチャンネルに投稿する。

・エージェンシー:マーケターは提案依頼書(RFP)を持ってインフルエンサーを訪ね、インフルエンサーにキャンペーン全体を計画させ、実行してもらう。そして、キャンペーンはインフルエンサー自身のネットワークを介して実行される、またはブランドによる広告に連動することも可能。

・パブリッシャー:セルフサービスツールが増えているため、広告主は一緒に協業したいインフルエンサーのリストを作成し、インフルエンサーに自社製クリエイティブを送ることができる。インフルエンサーは、原則的にメディアリレーションに似たコンテンツを作りだし、それを自分のソーシャルプラットフォームに投稿する。本質的に、インフルエンサーは小さなメディア企業になるということだ。こうした能力を持つインフルエンサーを利用するブランドは、複数のチャネル、多数のフォロワー、強力なエンゲージメントを持つインフルエンサーを通じて、ブランドメッセージを広め、認知度をあげたいと考えている。

・ブランドコンテンツ:ハーストマガジンデジタルメディア(Hearst Magazines Digital Media)などのメディア企業は、ブランドコンテンツにインフルエンサーを使って、その投稿をさらに盛り上げようとしている。たとえば、ハンドバッグのシリーズに関する記事では、モデルがそのバッグをもってポーズをきめるのではなく、それらのバッグをスタイリングするインフルエンサーを取り上げる。インフルエンサーにはよりクリエイティブの自由が与えられ、コンテンツの到達度もあがる。

・ブランドアンバサダー・プログラム:こちらは収益源が保証されるので、インフルエンサーたちに人気がある。ブランドはある者とより長い期間契約し、たとえば、卒業シーズン中、秋の入学シーズン中、そして夏休みのあいだなどのインフルエンサーたちの予定をおさえてしまう。これはブランドにとって手軽な調達方法だ。1月に15万人のフォロワーがいるインフルエンサーをおさえ、1年間で5倍にフォロワー数が増えたとしても、そのインフルエンサーを契約時の低予算で利用しつづけることができる。

・イベント:インフルエンサーたちがレセプションイベントに顔を出すことで、写真を1、2枚撮ってフォロワーたちとシェアすることができる。

・商品開発:おそらく、一番難しいビジネスモデルかもしれない。ブランドが共同ブランド製品を作成するためにインフルエンサーと協力しあう。その「クリエイター」としての見方を利用し、商品とパッケージングに関して一緒に取り組んでいく。

1/3ページ

記事提供社からのご案内(外部サイト)

DIGIDAY[日本版]

株式会社メディアジーン

デジタルマーケティング戦略情報に特化した
USブログメディア「DIGIDAY」の日本版。
国内外の最新情報を独自視点でお届けします。