ここから本文です

愛犬家も大満足!BMWの超ドッグフレンドリーなステーションワゴン『523dツーリング ラグジュアリー』

7/24(月) 6:40配信

@DIME

今、世界的なクロスオーバーSUVブームで、ちょっと影が薄くなっているのがステーションワゴン。とはいえ、北米市場はともかく、欧州市場では依然、ステーションワゴンに根強い人気がある。

それはアクティブ&カジュアル感が強いクロスオーバーSUVに対して、セダンの後方にラゲッジを付加した構造、パッケージゆえ、全高の低さ、フォーマル感がしっかりと備わっているからであり、また、バケーションという人生の大きな楽しみの伴侶としての機能性も見逃せないポイントとなるはずだ。欧州車のセダンのトランクは確かに大容量だが、高さのあるもの、長尺物の積載、あるいは愛犬を乗せる・・・という場面では、ステーションワゴンのラゲッジルームにかなわない。

そんなステーションワゴンの世界最高峰の1台が、7代目となるBMW5シリーズツーリング。BMWが古くからワゴンタイプをステーションワゴンではなく「ツーリング」と呼ぶのは、より走り、デザインに特化した、ワゴン=荷物車とは一線を画すスタイリッシュなリヤスタイリングを採用していたからである。

ずいぶん前のBMW3シリーズツーリングは、テールゲートがスタイリッシュに寝ていたため、ラゲッジの容量がライバルに対して大きくなかった点をBMWに問うと、「ステーションワゴンではなく、ツーリングなんですよ」という答が帰ってきた。

今回試乗したのは時代をリードするダウンサイジングユニットと言える、19.4km/Lの燃費性能を持つ、2Lクリーンディーゼルターボエンジン+8ATを搭載する「BMW 523dツーリング ラグジュアリー」(ベース価格813万円)。

ボディーサイズは全長4950mm、全幅1870mm、全高1500mmと、地を這(は)うようなロー&ワイドのプロポーション。スタイリング自体はアッパークラスのステーションワゴンとして極めてオーソドックスなものだが、ライバルにない特徴として挙げられるのが3シリーズツーリング同様のテールゲートのガラスハッチ。独立して開閉でき、テールゲートが全開できないような場所でも荷物が取り出しやすく、また愛犬とのドライブではドライブ先の駐車場で開ければ、ラゲッジに乗った愛犬に新鮮な空気を吸わせることができるなど、メリットは多彩。これはメルセデスベンツもアウディもVWも採用していない機能である。

BMW 523dツーリングのラゲッジは実に使いやすい。高級で分厚いカーペットに覆われたラゲッジは開口部地上高約635mm。フロアは奥行き1060mm、最小幅1060mmとスクエアな形状で、高さ方向は高さのあるものを容易に積み込める720mm。テールゲートと連動するトノカバー、後席背後からだけでなく、後席を格納したときに前席背後からも張れるパーテーションネット、床下収納を完備。

ビジネスセダンとして世界最上位にある5シリーズだから、後席の快適度も文句なし。後席エアコン吹き出し口があるのは当然として、リヤサイドウインドーの巻き取り式サンシェードはリヤクオータウインドーにまで備わっている。

523dツーリングのパワーユニットは時代をリードするダウンサイジングユニットと言える、19.4km/Lの燃費性能を持つ、2Lクリーンディーゼルターボエンジン+8AT。そのエンジン、ライバルを圧倒する静かさ(多くの人はディーゼルと気づかない?)、BMWらしいウルトラスムーズな回転フィールが特徴。滑るように走る高速100km/h巡行中に乗員の耳に届くのはわずかなランフラットタイヤが発するロードノイズだけというぐらいである!!

そして先代に対して大幅な軽量化が計られたこともあって、ドライブフィールは結構なサイズをまったく感じさせない、いい意味での軽快感あるもの。それは出足、中間加速、曲がるシーンに共通する。身も心も軽やかになれ、雨の日でも気持ちが晴れるような軽やかさなのである。アクセルペダルに対しての反応の良さもあって、だから実際のボディーサイズよりコンパクトというか、運転がしやすく感じられるのだ。もちろん、動力性能は車格に相応しいゆとりがある。

そして先進安全装備、運転支援機能については、この新型5シリーズは世界最先端、かつ最善。特に全車速追従機能付きクルーズコントロールの、スポーティーな走りを望むドライバーの意志通りに作動する加減速追従性能(再加速はかなり力強い)、および自動運転につながる、高速道路のカーブでも車線中央を維持して走ってくれる5シリーズに新たに採用されたステアリング&レーン・コントロール・アシストの自然のアシストぶりもまた特筆もの。

実は、同機能を持つ国産ミニバンと同時試乗したのだが、ACC=アダプティブクルーズコントロール、車線維持支援機能の完成度のレベルの差に驚かされたほどだった。

乗り心地はBMWらしいスポーティーなタッチを残しつつも、滑るように走り、加速する。首都高速の段差、継ぎ目も補修工事されたかのようにしなやかにしなしてくれるのだ。ドライブモードスイッチはエコプロ、コンフォート、スポーツが選べるが、日常域の走りやすさのベストバランスはコンフォートだと思う。大型ステーションワゴンらしい快適感が、長距離、長時間のドライブを一段と心地良いものにしてくれる。

実燃費は東京~千葉・九十九里海岸往復、約150キロ、高速走行70%で14.5km/Lと優秀。足が長い。燃料は軽油だから、経済性も抜群というわけだ。自宅駐車場が全幅1870mmでも問題なし・・・という高級かつ機能的で先進運転支援機能満載のステーションワゴンを探しているアクティブ派ユーザー、大型犬を飼っている愛犬家に、BMW 523dツーリングは最高のチョイスの1台である。

文/青山尚暉

@DIME編集部

最終更新:7/24(月) 6:40
@DIME

記事提供社からのご案内(外部サイト)

@DIME

小学館

2017年10月号
8月16日発売

定価600円

売り切れ御免!調理家電&ヒット食品
ふるさと納税 極ウマ返礼品・ベスト47
ホリエモン流 超仕事術公開
タイプ別 痩せるカラダマネジメント