ここから本文です

アンデスでひとっ風呂!知られざる温泉の国ペルー

7/24(月) 21:30配信

エイ出版社

リマ在中ライターおすすめすの温泉3スポット

『ペルー』と聞いて、何を思い浮かべるだろう。マチュピチュ? それともナスカの地上絵だろうか?

あまり知られていないが、実はペルーは温泉大国。特にクスコ周辺は名湯秘湯がたくさんあるのだ。青く澄んだアンデスの空の下でゆったりと湯に浸かる贅沢。ひとたびこの魅力に取りつかれたら、ペルーの温泉めぐりはもうやめられない。

リマ在住11年のライター・原田慶子さんに、開放的で野趣あふれるペルーの温泉オススメ3ヵ所を教えてもらった。

コカルマヨ温泉 マチュピチュにもほど近い美肌の湯

コカルマヨはサンタ・テレサ村の北、ウルバンバ川の河川敷につくられた温泉で、背後にそびえる岩山の裾や湯船の底からいくつもの源泉が湧き出ている。泉質はさらっとして癖がなく、長湯しても疲れない。温度は40~44℃。ナトリウム、マグネシウム、重炭酸塩などのミネラルを含み、リウマチや関節痛のほか、肌荒れにもいいそう。

大小合わせて4つのプールがあり、脱衣所のほかに食堂もある。敷地内ではキャンプ可能。無色透明の柔らかな湯のおかげで肌はツヤツヤ、リラックス効果も抜群だ。川面を渡る風が肌に心地いい。

(写真上)旅行者の多くがマチュピチュ見学かトレッキングに出向いているため、日中は人影もまばら。さながら貸し切り露天風呂だった。
(写真中央)いくつもある温泉の湧き出し口のひとつ。
(写真下)夕暮れには、観光から戻った欧米人旅行者で賑わう。夜はオレンジ色のライトに照らされ、幻想的な雰囲気に包まれる。

【DATA】
●Banos Termales de Cocalmayo
営業時間:24時間 (無休)
利用料金:10ソーレス
※コカルマヨ温泉のあるサンタ テレサ村へは、クスコ発のツアーバスが便利。往復70ソーレス前後で、所要時間は片道約7時間。サンタ テレサ村からコカルマヨまでは約2km、タクシーで10ソーレス。

ラレス温泉 クスコを代表する名湯

ラレスは不思議な温泉だ。標高約3250m。トラピチェ川沿いにある含鉄泉で、敷地の数カ所から異なる泉質の温泉が湧き出ており、大小6つあるプールは黄金、翡翠、鉄さびと、それぞれ色が違う。ひとつの敷地ではしご湯が楽しめるのだ。植生も豊かで、取材時はまだ乾期だったが、地熱のせいか周囲は緑であふれていた。富士山の8合目とほぼ同じ標高とはとても思えない風景だ。

(写真上)敷地内には個室風呂や宿泊施設、キャンプスペースもある。
(写真中央)鉄分を多く含んだ湯がふんだんに湧き出る。温度は30~44℃と幅広く、関節炎や骨粗しょう症、骨折後のリハビリや筋肉痛などに効くという。
(写真下)こんな山奥にやってくるモノ好きな外国人のためか、施設利用の注意書きは英語だった。

【DATA】
●Banos Termales de Lares
営業時間:24時間(無休)
利用料金:10ソーレス
※クスコからカルカへ行き、カルカでラレス行きのコレクティーボ(乗り合いバス)に乗り換える。クスコ~カルカ間はローカルバスで5ソーレス、カルカ~ラレス間は10ソーレス。

1/2ページ

最終更新:7/24(月) 21:30
エイ出版社