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アイバーソンの帰郷に歓喜。 バスケ新リーグ「BIG3」がもたらす幸福

7/24(月) 12:01配信

webスポルティーバ

「故郷に帰ってくるチャンスが得られて嬉しいよ。キャリアを通じてサポートしてくれた、あなたたちを愛している。フィリー(フィラデルフィアの愛称)はいつでも僕の心の中にあるんだ」

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 7月16日、「3×3(スリー・バイ・スリー)バスケ」の新たなプロバスケットボールリーグ「BIG3」の試合がファラデルフィアで行なわれ、元NBAのスーパースターであるアレン・アイバーソンがファンの前でスピーチした。その瞬間、ウェルズファーゴ・センターに集まったファンは大歓声。現役時代に76ersのエースとして絶大な人気を博したアイバーソンの”帰郷”に、フィラデルフィアは久々に沸き返った。

 6月25日にアメリカでスタートした「BIG3」。ラッパーや俳優として活躍するアイス・キューブの陣頭指揮で、多くの元NBAプレーヤーが参加することになった全8チームが、10週にわたって全米各地で毎週日曜にゲームを行なう。

 最大の目玉はアイバーソンだが、他にもチャンシー・ビラップス、ジャーメイン・オニール、ラシャード・ルイス、マイク・ビビー、ケニオン・マーティンといったビッグネームが顔を揃える。

 さらに、各チームを率いるヘッドコーチ陣も豪華だ。ジュリアス・アービング、ジョージ・ガービン、ゲイリー・ペイトン、クライド・ドレクスラー、チャールズ・オークリー、アイバーソン(選手と兼任)、リック・バリー、リック・マホーン……。そうそうたるレジェンドたちがサイドラインに立つことに、感激するオールドファンは多いはずだ。

 今後、フィラデルフィアでのアイバーソンほど盛大ではなくとも、各地でゆかりのある元スターたちが歓待を受けることになるだろう。たとえば、NBAチームが存在しなくなってしまったシアトルで、かつてスーパーソニックスの看板スターだったペイトンやルイスがどんな形で迎えられるかも楽しみだ。

「引退後は、チームメイトたちとの友情やつながりが恋しくなる。それを取り戻すことができたのを嬉しく思う。他にも多くの元スター選手とBIG3について話していて、みんな参加に興味を持っているよ」

 オニールがそう述べていたのをはじめ、選手たちは実に楽しそうにアリーナでの時間を過ごし、ファンは総じて笑顔を浮かべていた。

 最安で25ドル、コートサイドでも750ドルというリーズナブルなチケット料金もあって、開幕戦が行なわれたブルックリンに集まった観衆は 1万5177人。3週目のタルサ(オクラホマ州)も1万人以上と、ここまでの観客動員は上々だ。新旧のレジェンドが集結する新イベントは、まずはファンから好意的に迎えられていると言っていい。

 しかし、「真剣勝負」を謳うこのリーグには、現時点で突っ込みどころが少なからずあることも否定できない。

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