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野菜の鮮度は値段には表れない 見極めるポイントは?

7/25(火) 16:00配信

マネーポストWEB

『女性セブン』がセブンズクラブ会員(全国の20~80代の男性・女性)366人に、食品を購入する際、まずチェックする部分を聞いたところ、約75%が「値段」と回答。でもその値段、どうやって決めるかご存じですか? 実は、安いから粗悪品、高いから優良品とは限らないんです。本当に安くていいものを見抜くためのポイントを食品のプロに教えてもらいました。

野菜の鮮度は値段には表れない

 本誌の独自調査(アンケート実施期間 2017年6月15~22日)によると、食品購入時にチェックするポイントは、「値段」が最も多かった。しかしながら、激安食品を買って失敗した経験のある人は約64%。つまり、食品選びのために見るべき部分は値段ではないのだ。食品安全教育研究所代表の河岸宏和さんはこう解説する。

「野菜は鮮度が命。朝採ったら夕方には味が落ちてしまうものもあります。その代表例がとうもろこし。皮を処理し丁寧に包装してあるものは、作業時間として約1日程度かかっており、その分、甘さが失われています。そのうえ、手間賃がかかっていますから、値段も高めの設定に」

 つまり、割高なのに味や鮮度が落ちていることに。これは枝豆や他のどの野菜にも同じことがいえる。野菜は、包装なしのバラ売りの方が、1つ1つ手に取って見極めることもできておすすめなのだ。

 また、カット野菜の場合、野菜の重量が1袋分の重量の半分以下であれば産地表示が不要になる。つまり、1袋100gのうち、キャベツが60g、にんじんが20g、ピーマンが20gなら、にんじんとピーマンの産地は不要になる。もちろん、すべての野菜の産地を記載している良心的なメーカーもあるが、書いていない場合は、鮮度の落ちた外国産が混ざっている可能性もある。

 安くても、そんな食材はいやというなら、バラ売りを買って自分でカットした方が、コストパフォーマンスも高い。

加工品は値段より食品表示を見るべき

 前出のアンケートでは、3人に1人が、添加物を気にしていることもわかった。これに対し、総合商社で加工食品の開発に携わってきた添加物評論家の安部司さんは言う。

「添加物は現在、4500種類ほどが認可されており、添加物が多いほど、素材そのものの味から離れていくのは確かです。ただ、どれが体に悪いか特定するのは困難。グレーなものが多いんです。ですから、体に悪そうな添加物の名前を覚え、それだけを避けるのは無意味です」

 しかも、値段が高いから添加物が少ないとは限らないし、食品表示内のどれが添加物か見極めるのも困難。だとしたら、見慣れない名称が表示に2行以上書かれていたら買わないなど自分なりの指標を持つといい。加工品は添加物が使われていることが多いため、どこで妥協できるかになる。

※女性セブン2017年8月3日号

最終更新:7/25(火) 16:00
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