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トランプ相場の後遺症いまだに? なぜドル円底値で売ってしまったのか

7/25(火) 18:00配信

マネーポストWEB

 トレードで最もつらいこと、それは天井価格で買いポジションを持ってしまうこと、もしくは底値価格で売りポジションを持ってしまうことだろう。トレーダーとして、それだけは何としても回避したい。では、そのような高値掴み・安値掴みはどのようにして回避すれば良いのか? FX(外国為替証拠金取引)などのカリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、解説する。

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 ここ最近、「1ドル=104~105円台の売りポジションを持っているトレーダーが、かなり多い」という話をよく聞きます。なぜ、“1ドル=104~105円台の売りポジション”なのでか、想像つきますか?

 昨年のアメリカ大統領選の際、ドル円相場は一時的に1ドル=101円台まで下落し、それから一気に上昇トレンドへと転じたわけですが、2016年の9月から10月にかけてレジスタンスになっていた1ドル=104~105円台の水準まで、選挙後に相場が上昇してきた際、「絶好の売り場だ!」と考えて売りポジションを持ったトレーダーが数多くいた、ということです。

 大半のトレーダーが「トランプ氏の当選=ドル売り」と考えていたため、絶好の戻し目と判断して、売りポジションを持ったということですね。

 そして、ドル円相場が1ドル=104~105円台をあっという間に突破し、さらに上昇しても、「トランプ氏が大統領に就任したのだからドルは必ず売られる」と信じ続け、「ロスカットはしないでおこう」と考え、結局ロスカットをするタイミングを失い、今の今までズルズルとポジションを持ち続けてしまった、というわけです。

 この記事をご覧になっている方の中にも「まさに自分のことだ」と思った方もいるかもしれませんが、こうした状況に陥ってしまうのは非常につらいことです。2017年4月と6月には1ドル=108円台まで下落しましたが、1ドル=104円までは下落せず、もどかしい思いをし続けているかもしれません。

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最終更新:7/25(火) 18:00
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