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情報の8割は「ゴミ」、ムダな情報に時間を費やさない仕事術

7/25(火) 16:11配信

日経BizGate

「超人」のマネをしても仕方がない

 皆さんの周りには、こんな人がいないでしょうか。

 仕事もプライベートも忙しそうで、ネットや新聞、テレビ、それに雑誌などに触れる時間が十分にはありそうもないのに、なぜか情報通。

 ビジネス関係では、業界の動向や、競合他社、製品情報などに詳しいだけでなく、オフの情報についても、本はいろいろ読んでいるし、映画や音楽、スポーツにも詳しくて話題豊富。

 こういう人、いったいどんな生活を送っているのでしょうか?

 世の中には、「天才」と称される人がいます。大量の文字をかなりのスピードで読むことができて、しかもその中身を完璧に理解できる。超人的な記憶力で、さまざまな情報の細部にわたって長期間覚えていられる......。

 PCでたとえれば、高性能のCPUを積んでいて、大容量の記憶媒体(HDD)を備えているような人は確かにいます。

 しかし、私のこれまでの経験では、このような「情報超人」とも呼べるような人は、ごく限られた存在でしかありません。それに、この「超人」のマネをしようと思っても、私たち一般人には不可能です。

 ただし、情報の集め方、処理の仕方、使い方に卓越していて、端から見れば「あの人は、すごい」と思う人の中にも、搭載しているCPU、HDDは普通の人とそれほど変わらない、というケースも結構あります。

 こういう人は、「情報名人」とでも言えるでしょうか。先に紹介した、オンの情報にも、オフの情報にも精通している人の中にも、私たちとそれほど変わらないけれども、情報を扱う「技術」に長けている方がいます。

 私たちは、その「情報名人」を目指せばよいのです。

ムダな情報に時間を費やさない

 では、どうすれば「情報名人」になれるのでしょうか。あまり、もったいぶっても仕方がないので、端的に一言で表現してみます。

 ムダな情報に時間を費やさない―。

 いたってシンプルです。そして、そのノウハウについても、特に難しい方法論があるわけではありません。次の3つのステップで情報を扱えばいいわけです。それは、

(1)仕分ける
(2)捨てる
(3)整理整頓する

 世間では、定期的に「整理術」をテーマにした本がベストセラーになります。中身は、身の回りの衣類や雑貨、思い出の品などをどうするか、についての方法論を説くものが多いようです。

 これらの本をひもとくと、「最近、使っていないもの、ときめかないものは、必要ないのだから捨ててしまおう」「『いつか使う』は永遠に使わない、だから捨ててしまおう」といった内容が目につきます。

 これは、情報についてもまったく同じです。たとえば、こんなケースを思い出してみてください。

 「いつか読むだろうと思ってクリッピングした記事」「何かの役に立つはず、と思って保管している雑誌や書籍」「あとあと何かあると困る、と思って保存している書類の数々」......。

 決して、すべてとは言いませんが、その多くが二度と目にされないまま、あなたの周りに山をなすようになり、情報のゴミ屋敷を形作っていきます。心当たりはないでしょうか。

 ゴミの山に埋もれて、肝心なときに大切な情報がすぐに参照できない―。こんな状況を避けるため、しっかり「整理」しなくてはいけません。そのための具体論が、「(1)仕分ける」「(2)捨てる」「(3)整理整頓する」なのです。

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最終更新:7/25(火) 16:27
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