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物議を醸す“問題児”カッサーノ 二度目のベローナ退団宣言も現役引退は否定

7/25(火) 7:31配信

Football ZONE web

イタリア紙が一斉に報道 セッティ会長「彼は正常な状態じゃない」

 悪童として名を馳せた元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノは、今季ベローナに加入したが、先週に引退宣言を行った後、急転撤回。この行動が物議を醸していたが、改めて退団を宣言した。イタリア紙「コリエレ・デラ・セーラ」などが一斉に報じている。

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 カッサーノは今季セリエAに昇格したベローナに入団したが、わずか8日後に突如現役引退を発表。その直後に撤回していたが、マウリシオ・セッティ会長は現実を明らかにした。

「この男の頭の中は正常な状態じゃない。フィジカル的にも運動的にも優秀なのだが、退団することになる。プロとして彼の行動を批判できない。彼は誠実な状況でいられない。集団の中で明晰な判断を下せない。家にいたいと願っているのだからね」

 セッティ会長はこう語り、退団は決定事項だとしている。

「浮き沈みがあるんだ。彼は雄弁になったかと思えば、沈黙する。残念だよ。彼はプロ選手としての観点から、全てを成し遂げてきたのに」

「このクラブでは奮い立たせられなかった」

 イタリアの誇るファンタジスタはこれまでピッチ外で様々なトラブルを起こしながら、ローマ、レアル・マドリード、ACミラン、インテルなどの名門で活躍した。そして、2012年の欧州選手権では、ニースFWマリオ・バロテッリと伝説の“問題児2トップ”を形成し、イタリア代表を決勝の舞台にまで導いた。

 だが、稀代の天才はメンタル面で不安定な状態に陥ってしまったようだ。夫人のカロリーナ・マルシアリスさんのツイッターから、カッサーノは心境をつぶやいている。

「僕はフットボールから引退しない。だが、エラス・ベローナで続けていけるとは思えなかった。フィジカル的には15日間の合宿で証明されている。このクラブで自分を奮い立たせることはできなかったんだ」

 輝ける創造性と超絶テクニックで観衆を魅了してきた天才は、再びピッチでその勇姿を見せることができるのだろうか。

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

最終更新:7/25(火) 7:31
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