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フイットネストラッカーは、カロリー消費量をきちんと測れないとの研究結果

7/26(水) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

フィットネストラッカーは、身体の活動量と、それに基づくさまざまなデータを提供することで、健康的な生活を送るのを助けると謳われています。しかし、こうしたデバイスには、うまく提供できる情報と、そうでない情報があるようです。スタンフォード大学の新しい小規模な研究により、フィットネストラッカーは消費カロリー量をあまり正確に測定できないことがわかりました。

【画像】フイットネストラッカーは、カロリー消費量をきちんと測れないとの研究結果

研究者らは、60人のボランティア(男性29人と女性31人)に、Apple Watch、Fitbit Surge、Basis Peak、Microsoft Band、PulseOn、Samsung Gear S2、MIP Alpha 2の合計7つのフィットネストラッカーを装着して、実験室の中でランニングマシンやサイクリングマシンを使って運動をしてもらいました。この研究の目的は、それぞれのデバイスが、心拍数やエネルギー消費量(カロリー消費量)をどれくらい正確に測定できるかを調べることです。

「心拍数の測定に関しては、予想よりもはるかによい結果を示した」と、スタンフォード大学メディカルセンターの副学長で同研究の共著者であるEuan Ashley氏は話します。「しかし、エネルギー消費量に関しては、かなり的はずれな数値を出していた。これほど精度が悪いとは驚きだ」

心拍数データは信頼できる

研究者らは、フィットネストラッカーから心拍数データを収集し、それを心電計による計測値と比較しました。結果、7つのデバイスのうち6つは比較的正確な数字を出しており、誤り率が5%以下であることがわかりました。Samsung Gear S2だけが6.8%という高い誤り率を示しており、最も正確な数値を出したデバイスはApple Watchでした。

カロリー消費量はあてにならない

一方、カロリー消費量(運動中に消費されたエネルギー)については、まったく違う結果が出ました。研究者らは、フィットネストラッカーが測定したデータと、息に含まれる酸素と二酸化酸素の量を測定して代謝率を推定する装置が示すデータとを比較しました。結果、カロリー消費量の測定機能がある5つのデバイスの誤り率は、20%から93%の範囲であることがわかりました。

科学者たちは、非医療用だとしても、誤り率は10%未満であるべきだと言っています。今回テストしたデバイスはどれもこの基準をクリアしていません。最も正確だったApple Watchでさえ、誤り率は平均で27%でした。最も成績が悪かったのはPulseOnです。

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