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モリエンテスが語る「やり直したい」あの一戦。誤審で失ったキャリア最高のゴール【独占インタビュー】

7/26(水) 10:20配信

フットボールチャンネル

 レアル・マドリーなど欧州のビッグクラブでプレーし、スペイン代表としても長く活躍したフェルナンド・モリエンテス氏は、現在ラ・リーガのアンバサダーとして世界中を駆け回っている。今回、ラ・リーガと提携したJリーグが主催する「Jリーグワールドチャレンジ」の鹿島アントラーズ対セビージャに合わせて来日した同氏が、試合当日の忙しい合間を縫って独占インタビューに応じてくれた。元スペイン代表が独自の指導者論、そして記憶に刻まれた15年前のあの試合について語る。(取材・文:舩木渉)

モリエンテスが注目する2人の若手指導者。元同僚ジダン成功の理由

ーーお忙しい中時間を取っていただきありがとうございます。今日はサッカースクールで地元の子どもたちを指導されたそうですね。いかがでしたか?

 とてもいい経験でした。私もすごく楽しめました。子どもたちに大きなポテンシャルを見出しました。かなり上手な子もいたので、今後が楽しみです。

ーー先日のセビージャ対セレッソ大阪の試合を見ていて、選手個々の持つ戦術理解度や知識の差が如実に表れていました。その部分がスペインと日本の選手の最も大きな違いだと感じています。スペインでは戦術的な要素をどの年代から指導していくのでしょうか。

 スペインでは育成、下部組織から教育することを非常に重要と考えています。8歳から13歳の頃は、基本的なコーディネーション(様々な動きを習得し、自分の体を自由かつ複雑に動かせるようにすること)だったり、サッカーを楽しみながら教えていきます。13歳か14歳の頃からよりテクニカルになっていきます。より戦術的なことも教えていきますし、ポジションごとのプレーもその年代から教わります。

 15歳から16歳になるとスペインの選手のほとんどは自分のポジションがどういう役割を担わなければいけないのか、自分のチーム内での役割もよく理解していると思います。そして私は小さい頃からフィジカルとメンタルの両方を意識して教えていくことが重要だと考えています。

ーーモリエンテスさんは5年前のインタビューで「次に来るのはルイス・エンリケだ」と予言されていました。彼はその後、実際にバルセロナに数多くの栄光をもたらしました。5年経って改めて、今注目している若手指導者はいますか?

 ルイス・エンリケ監督はあの頃から才能のある指導者だと思っていました。私は選手から監督になった人の方がいいと思っています。なぜかと言うと、ロッカールームの中で話されることや、選手との関係もよくわかっていますし、スポーツへの理解もあって、技術的な側面の知見も持っているからです。

 そういったことを理解した上で、しっかりとした哲学を持って進むことが重要なので、選手から監督になるルートが一番いいと思っています。今はU-21スペイン代表のアルベルト・セラーデス監督(現役時代はバルセロナやレアル・マドリーなどで活躍、監督として2017年のU-21 EURO準優勝)と、U-17スペイン代表のサンティ・デニア監督(現役時代はアトレティコ・マドリーなどで活躍、監督として2017年のU-17 EURO制覇)に注目しています。

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