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FPが推奨する後悔しない夏のボーナスの使い道

7/26(水) 7:20配信

@DIME

今年もやってきた夏ボーナスの時期。その使い道は、人それぞれ。しかし、中にはその使い道を迷っている人もいるだろう。そこでお金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に、後悔しない夏ボーナスの使い道をアドバイスしてもらった。

■増える平均支給額 使い道の1位は「貯蓄・資産形成」

ニッセイ(日本生命保険相互会社)が2017年7月6日に発表した「夏のボーナス」に関するアンケート調査結果では、今年のボーナスの平均支給額は51.5万円で前年より1万円増加していた。20代以下は+2.3万円、30代は+2.2万円だったものの、40代は+7千円、50代は+2千円にとどまった。

ニッセイ基礎研究所のチーフエコノミスト矢嶋康次氏のコメントによれば、この増加傾向は、人手確保の処遇改善のために、一部の企業でボーナス引き上げが背景だという。企業の業績の改善が続けば、ますますこの動きが出てくる可能性が高いという。

■FPがすすめる夏ボーナスの使い道

同調査では、夏ボーナスの使い道についてもランキング結果が出ている。1位は「貯蓄・資産形成」で33.1%、2位は「生活費の補てん」で17.7%、3位は「ローンの返済」で11.2%だ。

この夏ボーナスの使い道は、お金のプロからすれば何を選ぶのが賢いのか。ファイナンシャルプランナーの武田明日香さんは、年代、世帯別に次のアドバイスをする。

●20~30代ビジネスパーソン【独身】

「20~30代独身のうちは、自己投資と資産運用を行いたいものです。自己投資はこの先の自分の労働収入を上げてくれるものですが、資産運用は、お金に働いてもらうものです。早いうちからお金との共働きをはじめておくとよいでしょう。

結婚して子どもを持つとライフイベント費が中心になり、自分に投資する資金を回せないことが多いです。独身のうちからこの資産運用についての知識と経験をしっかりと身につけておくとよいでしょう」

●20~40代ビジネスパーソン【既婚(子なし)】

「子なし夫婦『DINKS』の場合は、2つのタイプに分かれます。ひとつは、これから待っているライフイベントにあわせて、お金を貯める傾向がある夫婦。もうひとつは、共働きで互いのボーナスの金額も知らず、どんどん好き勝手使ってしまい、気付いたらなくなっていたという夫婦です。

どちらも悪いわけではないのですが、バランスが必要です。ボーナスは金額も大きく、DINKSのうちはしっかりと貯めておきたいものの、貯めるばかりに走ってしまっては楽しくありません。夫婦で『どれくらいは自己投資のために使い、どれくらいは貯めるか』の目安を考えていくとよいでしょう」

●20~40代ビジネスパーソン【既婚(子あり)】

「子どもを持つとローンの返済、教育資金、生活の補てんなどの使い道が多くなるようです。年間ベースでしっかりと計画を立てておき、『ボーナス頼り』にならないマネープランを立てておきたいものです。しっかりと計画を立て、家族旅行や資産運用など、価値あるお金の使い道を増やしていきましょう」

■夏ボーナスで避けたい使い道

武田さんによれば、夏ボーナスの使い道として避けたいものがあるという。「大きなお世話」と感じる人もいるかもしれないが、ここはあえて自分自身を振り返ってみるのもいい。

●「自分へのご褒美」「ボーナス入ったから」を言い訳にした散財

「『ご褒美』という名のもと、クレジットカードでバンバン買い物し、散財しないように。本当に必要なのか考えて価値あるお金の使い方をしたいですね」

●生活費の補てん

「ボーナスを頼りにした生活費のやりくりからはなるべく脱出しましょう。できていないなら家計の見直しを行うことが大切です」

●住宅ローンの繰上げ返済

「ボーナスを住宅ローンの繰り上げ返済に回すのは、間違いではありません。ただ、住宅ローンが低金利になっている昨今、資金を繰り上げ返済に充てるよりも、住宅ローンの金利以上の利回りで資産運用したほうが、お金を活かすことができるでしょう」

(取材協力)
武田 明日香さん

取材・文/石原亜香利

@DIME編集部

最終更新:7/26(水) 7:20
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